今日の畑とカルスまとめ
今日は台風一過で晴天です。トマトのわき芽が大量に発生していたのでかきました。
6月6日がカルスnc-rをまいて3週間で説明書では作付けできる時となります。変化が期待できそうにないので今日でカルス報告はやめます。
(画像下からは私のカルスnc-rを使ったレポートを長々と書いているので興味がない方はここで終わりです。)
私の畑では望んだ効果は得られなかったという結論になりました。ここでいう望んだ効果は投入した有機物がある程度分解されボロボロになった状態をさします。カルスnc-r、つまり微生物を投入することにより分解が速くなることも期待していました。
有機物は微生物やミミズにより分解されます。カルスnc-rを投入することにより微生物が増え落ち葉がボロボロになりやすくなると想像していました。しかし、実際のところは特別な変化は感じられませんでした。
カルスnc-rをまいた畑を耕しましたが落ち葉は全く分解されていませんでした。潰した感じボロボロと崩れやすくなったという感じもありません。ミミズが増えた感じはしましたが、落ち葉をいれたら増えるのでカルスnc-rの効果とはいえません。葉っぱに菌がついている感じもありません。
思った効果が得られなかった理由は、
①カルスnc-rを入れても分解できる効果がそもそもない。
②土が粘土質で水捌けがあまりよくなかった。水分が多いと腐るらしいです。高畝にしていましたし、腐った感じもありませんが。
③カルスnc-rはそもそも3週間で分解できるわけじゃなく、3週間で有機物をいれても作付けができるという効果の製品である。
※投入物、分量は電子計りで説明書通りにしています。
以上の3つが可能性として濃厚です。③の可能性が個人的には高いとおもいます。有機物は種類にもよりますがすぐに分解できるわけではないので3週間で効果はないということです。まあ写真の状態で作付けして大丈夫ですと言われても植える気にはなりませんが。
とりあえず追いカルスnc-rをします。
個人的に、カルスnc-rを投入しても分解速度が速くなるわけじゃないのなら、冬に落ち葉をすき込んで土作りしたんでいいんじゃないかなと思いました。落ち葉にも菌糸がついていますし、ヌカも入れるので微生物がよってくるはずです。
あと微生物って投入すればいいってものなんですかね。微生物にもたくさん種類があります。どの微生物がどのような効果があるのかわからないまま投入するのは考えが安直すぎる気もします。健康のためといってサプリを飲むけど中身や成分はわかりませんというのと同じ状態ではないのかなと思いました。
自然農や自然栽培のように全て自分の畑の中で解決するというのが理想な形なのかもしれません。私の畑は田んぼだったので土が固くものが植えれる状態ではないので外部から資材を投入していますが落ち着いたら自然農や自然栽培に近い形にしたいと思いました。