【究極の損得勘定とは?】
【究極の損得勘定とは?】
人は、損得勘定で生きています。
だから、
頭ごなしに損得勘定を否定する必要はありません。
打算的でも良いのです。
これについて、
作家で、講演家の小林正観さんは、著書
『ありがとうとお金の法則』
(だいわ文庫)
の中で、こう述べています。(195頁〜196頁)
「『トイレ掃除をする人はりっぱ』だからトイレ掃除をするのではなく、
『トイレ掃除をすると臨時収入があるらしいから、してみようか』と思っていいのです。
このほうが長続きします(ただし、『執着』しないこと。面白がることが大事)。
『ありがとう』という言葉も、
口にすれば口にするほど、
自分にとって得なことが多い。
そうわかると、どんどん言いたくなってしまいます。
欲の深い人ほど、実践率が高いでしょう。
私は、『一〇〇%美しい心』を目指すのではなく、
『究極の損得勘定ができる、究極の欲深人間になってください』
とよく言います。
『自分のためではなく、他人が喜ぶように』と言うのも、実はそのほうが自分にとって得だから。
人に喜ばれるように生きれば生きるほど、
自分にいいことが返ってくると知ってしまったので、
人に喜ばれることをしているのです。
これが究極の損得勘定です。」
人が喜ぶことをすれば、
『鏡の法則』
により、自分が幸せになります。
人様が喜ぶことをしましょう。
人様に喜ばれる存在になりましょう❗
“Do good; thou doest it for thyself.”
(慈悲を施せ、それは汝自身のためにすることになる)
『与えなさい。そうすれば、あなたがたにも与えられる。』
(ルカによる福音書 第6章38節)
『人を思うは身を思う』
『我がために為すは我が身のためならず 人のためこそ我がためと知れ』
参考文献
『ありがとうとお金の法則』
(著者 小林正観 だいわ文庫)