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【脳はチューナー?】

【脳はチューナー?】

ほとんどの人が、

脳にメモリー機能やCPU機能があると思っているのではないでしょうか?

実は、

脳は、単なるチューナーでしかありません。

メモリー機能やCPU機能は、

脳ではなくて、

ゼロポイント・フィールドの中にあります。

これについて、

遺伝子工学で世界をリードしてきた元筑波大学名誉教授の村上和雄博士(1936~2021)は、

『スーパーブレイン ――脳に使われるな 脳を使いこなせ 最高の人生をあきらめない心のパワー』 (著者 ディーパック・チョプラ ルドルフ・E・タンジ 監訳=村上和雄 訳=大西英里子 保育社)

の中で訳者まえがきとして、

次のように述べています。(3頁)

「 全身の細胞は脳からの指令を受けるため、

脳が身体を動かすリーダーのように見えていた。

しかし、決してそうではなかった。

脳を動かしているのは、

自分の心であり、意識である。

脳はいわば、

テレビやラジオの受信機のようなものであり、

心や意識が、

すべての現実を創りだす真の創造者であると本書は説いている。」


意識は脳にはありません。

これについて、

ディーパック・チョプラ博士は、著書 

『ゆだねるということ(上)』 (訳者 住友 進 サンマーク文庫) 

の中でこう述べています。 
(93頁~95頁)

「 昨晩、何を食べたか思い出せますか?

味はどうでしたか?

そのとき周囲でどんな会話が聞こえてきましたか?

今、このような質問をする前、

その情報はどこにありましたか?

たしかに夕食はとりました。

しかし食事についての情報は、

潜在的な情報としてしか存在していません。

外科医があなたの脳を調べたとしても、

夕食に関する情報の痕跡はまったく見つからないでしょう。

記憶を思い起こすまで、

その情報が存在していた場所が魂の領域なのです。

夕食を意識的に思い出そうとした瞬間、

電気的活動が起き、

化学物質が放出され、

脳が活動している合図が出てきます。

しかし、

思い出そうとする前、

記憶は脳のなかにはありません。

思い出そうとすることで初めて、

仮想領域にあった記憶が、

現実の記憶に転換されるのです。

想像についても同じことが言えます。

表に現れるまで、

思考は精神的・物質的な領域のいずれにも存在していません。

(中略)

意思、想像、洞察、直感、霊感、意味、目的、創造性、理解はすべて、

実は脳とは関係ないのです。

脳を通して活動は調整されますが、

意思や想像は時空間を超越した

『すべて』 

である領域の特質なのです。」


意識は、

『純粋意識の場』 

則ち、

ゼロ・ポイント・フィールド

にあります。

脳は単なる受信機(通信機器)のようなものです。

意識は脳にはありません。

既成概念・固定観念に囚われず、

思考を柔軟にして視野を広げましょう!

(結論)
『意識は脳ではなくて、ゼロ・ポイント・フィールドにある』

(参考図書)
『スーパーブレイン――脳に使われるな 脳を使いこなせ 最高の人生をあきらめない心のパワー』
(著者 ディーパック・チョプラ&ルドルフ・E・タンジ 監訳 村上和雄 訳者 大西英里子 保育社)

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(推薦図書)
『ゆだねるということ(上)』
原題 “The Spontaneous Fulfillment of Desire”
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)

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高原茂
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