勉強に対するお子さんとの向き合い方のコツ
10代の中高生・大学生をカモにした給付金不正受給も世間をにぎわせており、まだまだ判断力が乏しい若者を絡めた詐欺や事件…当事者となっていしまった学生の親御さんはどんな風にこの問題を捉えているのか?というきっかけでこの記事を書いています。
前置きはここまでにして、簡単に自己紹介。3年前まで小~高校生までの進学指導塾で地域責任者および校舎教室長を務めていました。現在は転職をして教育とは直接的な絡みはない会社へ。(あくまでも過去の知識なので、ご容赦を…)
『お子さんとの勉強への向き合い方』
年間200回超を約6年間(短いですが、在籍7年間のうちです)保護者面談を対応してきた私が、「勉強面での『お子さんとの向き合い方』」について記していきたいと思います。あくまでも経験に基づく私見です。想いとしては悩んでおられる保護者方の考えの一助にして頂きたいから記します。
さっそく本題へ。
通算1,000回超の保護者面談経験者が語る勉強をするお子さんになる接し方2点
※今回は中学生のお子さんを育てておられるご家庭向け
「ご自身の経験談を語る」
保護者方ご本人が受験で得た知恵や後悔など「生の感想」を語ってあげることです。ポイントは一般論の意見は排除すること。実際に「勉強は将来大切!」などは、全く通用しない。一部の学校の先生も含めて周りの多くの大人たちがそう説得に当たってことごとく撃沈しているはず。仮にそれを理解していたら当然勉強してるはず。お子さんの情報収集のアンテナの高さは私たちより断然に高い情報ネイティブ世代です。大事なのはご自身の生の経験談です。
<参考>会話の流れとして、
自身の経験談を語り勉強の話題を出す→大事なのはわかっているけど勉強できないワケをつかむ→対策を打つ→実行したことを細かく逐一【ホメて】あげる(=承認する) この循環をグルグルさせることが重要だと思います。※どちらかというと「勉強嫌い!」お子さん対象
次に
「お子さんに対しての傾聴力を高める」
経験上、学校の勉強面で断トツ優秀と認知されているご家庭の親御さんは「お子さんに全て任せている」という貫いた姿勢が多いと思います。他方では、「勉強の大切さを説き続ける(徹底管理)」姿勢も中学生までであれば通用するかと思います。
言い方を変えると「委任」/「管理」の対応です。もう少し踏み込むと「考え方だけは握ること」/「行動管理」の重点対応の方法。
上記について加えると、
◆前者(「委任」)について→お子さんと同じ目線ではなく、あくまでも客観的にお子さんを見守る。要所となる点については機会をみてお子さんと「考え方」を話し合う行動。
◆後者(「管理」)について→少し首を突っ込む程度ではなく、徹底する姿勢。お子さんの性格にも依りますが、学習がどこまで進んだかを毎日お子さんと話し合うくらいの状態です。
以上、抽象的な内容になりました。なにかの参考になれば幸いです。お子さんの拠り所は最後は親御さんです。素晴らしい夏休みとなることを祈っております。
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※画像引用元(ありがとうございます)
https://career-ed-lab.mynavi.jp/career-column/960/
https://ie-and-life.com/father-and-son-qe/
https://k-skill2019.com/2020/12/27/keichounokuse/