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先輩にして頂きたいこと
食事会とかで、大皿で料理が出てきたときに思うことなのですが。
▼食事会等で
取り分け良い悪い問題とか、最後の一個問題とか、まあ色々ありますよね。
その中でも、ぼくが最近深く深く思っているのが、偉い人早く食べてよ問題です。
文字通り、その席に座っている中で一番偉いと思しき方に、早く料理に手を付けてほしいという話しですね。
偉いって色んな解釈がありますが、ニュアンスで理解してください。
ちなみに、完全に個人の主観です。
▼食べてくれないパターン
ある会の話しです。
20名ぐらいいまして、古参から初参加の方まで様々な立場の方が混在しておりました。
その冒頭のことです、最古参の方が初参加の方に、乾杯後延々と会の趣旨説明をしているのです。
目の前にはサラダや前菜等の料理が並んでおります。
皆お腹が減っているでしょう。
初参加の方は若い方だったので、特にお腹が減っていたでしょう。
とはいえ、「食べますね~」と先にハシをのばすのは、この時代であれなかなか難しいです。
また、周りの古参の方々も、その方の話す模様を見守っているので、やはり食べれません。
これ、きついです。
▼食べてくれるパターン
別の会の話しです。
同席した古参の方が、真っ先に「取り分けとか良いから好きに食べようぜ~」と自分のサラダだけよそって食べ始めました。
めっちゃ助かります。
めっっっっちゃ助かります。
好きに食べた方が良い、取り分けはしない方が良い、これをテーブルにおいて文化形成してくれたおかげで、その後とても楽に過ごせるのです。
「楽に」というのは、気を抜いてというより、他のもっと重要なことに気を向けられる、という意味ですね。
料理が来るたびに、「私が先に手を付けない方が良いかな」「でもどんどん冷めちゃうし、むしろ手を付けた方が良いのかな」と考える時間、嫌ですよね。
生まれ育った時代にもよりますが、気持ちわかる人、いると思います。
▼ケースバイケース
古株先輩の話しを傾聴する、大皿料理を取り分ける、この行為が悪って話しじゃありません。
また、そういったスタンスをきっかけに営業を獲得するシーンだって、まだまだあるかと思います。
参加者全体の文化バランスを見て、適宜調整できたらなという話しです。
とはいえ、時代の流れとしては、「理由なき気遣い」は不要になってきているし、それを強いることによって若い力を逃すケースの方が多いんじゃないかなとか、とくに答えの出ないことをアレコレ考えています。