手のかかとと足のかかとがしまっている状態に
2011年10月11日
「人間はもともと四つ足歩行をしていたのだから、
手の動きと足の動きは、同じように考えることができる。
手のかかと部分は親指の付け根のふくらみがそれに該当する。
アームスを形作る際に、足のかかとと手の『かかと』が
常にクロスしてしまっている状態を意識するとバランスが良い」
クロスしてしまっている状態とは、右腕に対して左足、左腕に対して右足
がそれぞれターンアウト(内側から外側に向かって開いてること)することで、
全身で作るポーズが安定するということ。
例えば、クロワゼアチチュードならば、アチチュードの足のかかとと
軸側のアームスの親指の付け根が、同じようにターンアウトすることで、
ぐらぐらしないポーズができるということ。
足の動き、ターンアウトについてはよく注意されるけれど、
手の動き、ポーズをどう意識するのかについて、分からなかった。
この注意によって、足と同様の当てはめで良いと知ったことで、バレエのポーズを美しくしたいときに、上半身の作り方が分かったように思う。
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