「首の後ろを折らない」(アチチュードの美しい形)
2011年4月21日
バーを両手で持ち、後ろアチチュードでカンブレ(反る)する。
この時になるべく軸足の付け根が前倒しにならぬよう、
付け根は立てたまま、足もキープしたまま(きついけれど)なるべく反る。
限界までカンブレした後、その背中と足の形を保ちながら
上体をもとに戻して、その背中でアチチュードバランスを行う。
すると体全体の張りでアチチュードを保つことができ、
容易にバーの手を離すことができる。
この時に、背骨から首にかけての反りのイメージは
矢を射るために引いてしなる弓のような形(図の右端)を思い浮かべると良い。
反るために特定の箇所(腰、首の後ろ)を折ろうとすると過度に負担がかかり、痛める原因となる。
また、簡単に座屈してしまい、美しさである体の張りを表現できない。
アチチュードを上げるために、背骨の一か所に負担をかけるようなリンバリングをするよりも、バーを用いた上のような訓練をすることで、体を痛めることなく美しいアチチュードを体に覚えてもらうのはどうだろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?