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トンベはする前にポジションをつくっておく
2011年4月5日
「トンベアラベスクする時、トンベする前の段階で
すでにアラベスクのポジションをつくっておくべきである。」
トンベからルルベアラベスクをするとき、イチかバチかの勝負のようにアラベスクをやろうとしていないだろうか。例えば、オーロラ姫の2幕ソロバリエーション、ゆったりとした音楽の中でのグリッサードからのトンベアラベスク、ルルベでのバランスはかなり緊張感を伴う。
これを焦らずに成功させるには、トンベの前にアラベスクの上半身を作っておき、それをキープする意識でトンベすればよい。
具体的に言うと、プリエで踏んでいる段階で、アラベスクの背中の反りと両二の腕の張りをつくっておく。腰を引かずに骨盤はできるだけ前に出す意識で。軸足は真下にしっかりプリエすること。
この準備により、あとはプリエの足を思い切って弾き、前足はなるべく遠くに立つ意識だけで、崩れないアラベスクトンベができる。
ドキドキするとどうしても腰が引けて背中は丸くなる。あらかじめ作っておいた上半身を運ぶ・乗せるような気持ちでトンベしてみよう。