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エカルテプロムナードは軸側の腰に乗る感覚で

2022年6月3日

「エカルテプロムナードをするときに、軸側の腰に重心を持ってくれば、バランスを崩さずに回ることができる。」(Y先生)


この注意があった後に考えていたのは、軸側の腰に体重を乗せるためには、

どこを意識すれば良いのかということだった。


タカギバレエの記憶をたどってみると、エカルテプロムナードの時に意識するのは、「足と反対側に伸ばした二の腕の張りに体重を乗せる感覚」であり、

図で示すところの腕の矢印の部分に重みをかける感じ。

ただし、この時に首から腕のラインは流れるように。そして、特に腕と軸足の脇で囲まれた空間(点線で囲んだ部分)を大切にする。そして、軸足から脇を強く引き上げること。軸足は強く床を押していること。


上を意識して、ポーズを作ると自然に軸側の腰に重みを感じるようになる。

なるほど・・・


この形を保ったまま、軸足のかかとを前に送っていけば、内回りのプロムナード(アンデダーン)に。逆にエカルテの足を後ろに倒していくように回れば、外回りのプロムナード(アンデオール)となる。


特に、足が太めで且つ高く上がらない私のような場合、

軸からの足先への水平距離が遠くなり、てこの原理のように重みがより一層かかる。

そのような場合、胴体を引き上げたまま、腕の力を利用して足と反対側に胴体を持っていくことで、足が低くても張りの美しさを見せながらプロムナードをすることができる。



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