#1724 1994年のブラーvsオアシス
イギリスのロックバンド「Oasis」が再結成し、来年にはワールドツアーの一環で日本にもやってくるという。昨日(11/22)はチケット発売日だったようだ(来週火曜日11/26まで)。
Kindle Unlimitedで雑誌『2nd』12月号を読んでいると懐かしい気持ちが蘇ってきた。
ただ、この雑誌で語られているような「カッコよさ」を当時の自分はあまり感じていなかった。
というのも1994年当時の自分は「ブラー派」だったからである。音楽的にもロッキンオンで大プッシュされていたデビューシングル『スーパーソニック』があまりピンとこなかったのもある。
ヴィデオクリップに(映画『さらば青春の光』の)フィル・ダニエルズを起用したブラーの『パークライフ』の方が断然カッコよく思っていたものだ。
ファッションとしてもブラーはピチT、フレッドペリーのポロシャツ、古着、adidasジャージ、(プーマなど)ローテクスニーカー、スゥイングトップなど一見ダサそうに見えてグランジ後の(きれいめな)おしゃれさを感じていた。
ただ、30年経ってそのまま変わらないように見えるオアシス(の2人)と、”おもしろおじさん”になってしまったブラー(のデーモン・アルバーン)を対比して見ると、変わらないことの偉大さも感じている。