#920 ヒマの過ごし方
このnoteではたまに仕事効率化とか生産性向上なんかのtipsを書くことがあるけれど、そもそもはそれを達成して余った時間に楽をしたいという目的があるから。
今朝、Instagramをぼんやりと眺めていたら小沢健二さんの投稿がふと目にとまる。
世の中便利になったもんだから、つかの間の余暇を楽しむ余裕も無くなってしまったそう。(ワーケーションなんて言葉もまさにそう!)
確かに、長い長い人類の歴史を辿ってみると、便利さを追求するあまり、時間を早回ししてきた経緯があるのだろう。
例えば農業。1年の周期という「時間」を発見し、過去の経験から未来はこうなると予測がつくようになり、それを言葉や文字で伝えることが出来るようになったから、狩猟採集生活から定住に移行することが出来た。これも効率化の為せる技。
以降、ひたすらに効率化や生産性向上を求めてきて「余った時間」をまた違う効率化や生産性を追い求める。資本主義社会は経済を拡大し続けることでしか維持できないから、仕方ないことといえばそうなのかもしれない。
そして、時間を早めすぎた結果として「未来はこうなる(地球温暖化など)」と予測して、こんどは時間の流れをスローにしましょう、なんて言ったりもする。SDGsなんてまさにそれ。
ただ、これも人類に限った話で、自分たちが未来永劫繁栄し続けるために言っているだけの話。地球規模で考えたり、他の生物のことを考えてみると、そんなことはどうでもいいこと。人類がいようがいまいが関係ないから。(むしろいない方が良いのかもしれない)。
なんてことを朝から壮大に考えてみたりした。そしてオザケンの盟友であるSDP「ヒマの過ごし方」は偉大な曲だったよな、なんて思う朝なのであった。