サブスク時代のCDプレーヤー選び
時は2020年。音楽を聴くソースはとっくにSpotifyやAppleMusicなどのサブスク時代になっているというのに、私は開けてしまったのである。開かずのCD収納ケースを。
なぜ開けてしまったかというと、SAKEROCKのセカンドアルバム「songs of instrumental」(2006)を10年以上ぶりに聴きたくなってしまったわけで、売ったり人にあげたりしてない限りこの収納ケースにあるはず!と思ったわけである。
SAKEROCKのアルバムは以前noteにも書いた通りサブスク化されていないのだ。
探すこと数分、確かあのアルバムはプラケースに紙ジャケットで覆った仕様だったので、CDソフトケース化はしてないはずだ。(私はプラケースのCDは全てソフトケースしているのだ。)
だから紙ジャケコーナーにあるはず!とアタリをつけて探すも見つからず、断念しかけたところ、ソフトケースに混ざっていて、発見した時はホッとした。
これで聴けるぞ!と意気込んだもののしかし、私の家にはCDプレーヤーは無い。よくよく考えると愛用してきたmarantzの安物だけどフルサイズのCDプレーヤーは実家に置いてきたのであった。かろうじてあるといえばTASCAMのCDJがあるが、スピーカーとつなぐケーブルが見つからない。
というわけでこのアルバムはカーステレオで聴くこととなった。私が普段音楽を聴く場所はクルマの中か、なんちゃってリスニングルームだけなので特に不便はない。CDはサブスクと違ってカーステレオのモニターに曲名が出ないので自然とライナーノーツに手が伸びる。CD時代はそうだったよな。だから曲名もあまり覚えていないのか。
思った通り、このアルバムはサイコーでした。もう頭の中で2曲目のラディカルホリデーが延々とリピートされるくらい。
そして、開かずの収納ケースにはその他にもお宝が埋もれていたのだった。例えばNujabesさんのこの追悼アルバムもサブスク化されていない。(ちなみに、このアルバムが2010年発売だから、この頃からCDを買っていないと思われる。)
そこで、やっぱりリスニングルームにもCDプレーヤーが必要なんじゃないかと思って、今回のタイトルに至ったわけである(ここまで長かった)。「我が家のステレオ事情」というnoteでも書いた通り、リスニングルームにあるのはBOSEのSound LInk MiniⅡのみである。このスピーカーのAUX端子を生かしてCDプレーヤーを繋ごうかなと思ったのだが、探してみると、皆スピーカー内臓のプレーヤーが多いようだ。聴くことが出来ればいいので高級なものは求めていない。
そしたら見つけてしまったのである。ドンピシャな製品を。amadanaが発売しているCDプレーヤー。デザインといい、サイズ感といい今の自分の理想とかなりマッチしている。
久しぶりに物欲が湧いてきてしまった。どうしよう。
ただ、CDJとスピーカーを繋ぐケーブルを再発見したので物欲は抑えて今はこいつで聴いてみる。CDはサブスクと違ってライナーノーツがあるのがやっぱりいいね。
でもCDも聴けるようになったらレコードも聴きたいってなりそうでこわい。
開かずのレコード部屋も整理しなければ、、、
※以下のnoteも参考になりました。