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#950 人生で初めて獅子舞の中の人になる

3連休の中日は秋祭り。3年ぶりの開催とのことで、地元の青年団は気合が入っている。

私が生まれ育った地域は子供獅子舞が伝統だったが、現在住んでいる地域も子供獅子舞が盛ん。しかしながら少子高齢化なので、踊り手(踊り子)が不足気味。

小3次男のお友達が踊り子をやるというので、次男も誘われて参加することに。厳密に言うと、住んでいる地域のお祭りではないのだが、人口減少には抗えないらしい。

ここ1ヶ月間は週3回の練習に付き合っていた。3年ぶりのなので、伝承が途切れる危機もあったので練習にも気合が入る。

面白いのは、「踊りの取説」が無いこと。当たり前と言えばそうなのだが、見て直接教わって覚えるしか無い。ここはなんとかしないとと感じた部分。口頭伝承に近いので、映像に撮っておいて自主練習するしかない。最新のテクノロジーでなんとかする。

そして、練習に付き合ううちに、獅子舞の中の人をやってくれとのお達しが。基本的に中の人は中学生がやるようだが、ここも人口減少と伝承の危機なので仕方ない部分。そしてこれも見て覚えるしか無いのが辛いところ。8種類のパターンをなんとなく覚えて当日を迎える。

自分の担当は一番うしろの尻尾役。尻尾は右手で振るものだと当日初めて知る。練習の時はは左手で振っていたのになんとも言われなかったので危ない。獅子舞のカヤ(蚊帳)の中に入ると、すぐに踊りが始まるので、前も見えないし、尻尾を出す穴も最後までわからなかった。まあメインは踊り子と獅子頭なのでよいのだが。

開始2時間後から雨はずっと降りっぱなしだったので、濡れた蚊帳が随分と重くなり大変だった。そして2日後に筋肉痛がやってくるお年寄りパターン。仕事つらそう。

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