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#788 イケてる祭りは男女の出会いの場

ゴールデンウィーク後半、今年は3年ぶりに地元の大きなお祭りが復活するという。青柏祭の曳山行事というお祭りだ。

日本一の大きさとも言われる、高さ12mの巨大な曳山(デカ山と呼ばれる)3台をみんなで引っ張り、街を練り歩くというお祭り。例年ならば誰でも引くことができたのだが、今年は感染防止のため引き手も「事前登録制」になっていて大半の人は「見るだけ」のお祭りになりそう。

ただ、長男はお祭り男なので、すでに超盛り上がってる状態。
これは2年前のnote

昨年のnote

その昔、イケてるお祭りは「男女の出会いの場」でもあったという。地元を盛り上げるために、出会いの場を提供してその地域は発展したそうな。今でいうマッチングアプリ的な役割。これは誰かが言ったことの受け売り。

確かにこの青柏祭というお祭りは記録上1680年代から続いているようで、さらに平安時代から続く説もあるという。江戸時代当時は北前船という商船が日本海側を往来しており、今で言う東海道新幹線のような役回りをしていたよう。それに伴って人が集まり、イケてる祭りの1つだったのかもしれない。

たしかに、地元の商店街には、当時の名残で保存の効く海苔や干物などの海産物を扱うお店もある。

また、150年(1870年)くらい前は石川県が最も人口が多かったという。ただ、それはお隣の富山・福井も含めた人口らしいが、それでも新潟県も含めて一大商圏があったことは事実のよう。これもイケてる祭りがあってこそのことなのかも。

それだけ歴史のある祭りも、当時はイケていたのだろうけれど、現代の2倍速で動画を見ちゃうような年代にはイケてなく映るのかも。なんせ、3日間もただ練り歩くだけだから。そして、動き出すまでの儀式がやたら長いので、動画で見て早送りしたくなる気持ちもわかる。この動画はダイジェスト版👇👇

いまだに3台ある曳山のうち1台は女人禁制のダイバーシティ&インクルージョン全く無視の街もあるというし。

引き手をクラウドファンディングで募集して資金調達したり、メタバースで参加できるようにしたり、合間にドローンショーやったりと、2年間お休みした分、「伝統&革新」で現代版にアップデートし、イケてる工夫が必要なのかもしれないなとは感じた次第である。


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