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最近のマイブーム、セミの羽化観察

梅雨が明けてから一気に夏が到来して、朝散歩でかなり汗だくになる毎日だ。そして、暑さに加えてセミも一気に鳴きだして、それが夏らしさをさらに増幅させている。

朝散歩中にもセミの抜け殻をちらほらと見かけるようになったので、子どもたちを連れて、発見したスポットを捜索すると、短時間で4つも見つかった。

特に次男はこのセミの抜け殻が大好きで、毎年見つけると虫かごに入れたり、家の中にディスプレイしたりして楽しんでいた。動きもしないのに、どこが楽しいんだろうか?あのフォルムが好きなのだろうか?

そういえば、セミの抜け殻はよく発見するけれど、実際に動いている幼虫や、羽化の現場に立ち会ったことって殆どないな、ということに最近気づいた。自分が子供の頃も、セミの抜け殻はよく見かけるし、夕方、幼虫を探してみたこともあったが、40年以上生きてきて、ほんの数回くらいしか見たことは無い。

で、朝散歩中に発見したこの抜け殻スポットに夕方訪れると、もしかしたら運良く動いている幼虫に出会えるかもしれないと思い、子どもたちを誘って訪れることにした。

暗くなるちょっと手前19:30頃に再び訪ねてみると、案の定、地中から這い出してきてまさに羽化寸前の幼虫を発見した。早速持ち帰って用意していた大きめのプラケースに太めの枝をセットして観察してみた。捕まえた幼虫は最初は戸惑っていたようだけれど、枝の中腹あたりで止まって羽化するようだったので、観察はそこまでにしてそのまま眠ってしまった。

そしたら、朝になって立派なアブラゼミになっているではないか!これはやはり感動モノだな。ただ、眠ってしまったため、幼虫から成虫になる途中経過、あの白いセミを観察出来なかったのが残念でもあった。

後でインスタのコメント欄で聞いた話では網戸にくっつけて観察するのが手軽ということらしい。わざわざプラケースなんか用意しなくてもよかったのか。その発想はなかったわ。

それから、次男と毎日のようにそのスポットを訪れるようにしているんだけど、なかなか幼虫は現れることはない。2日連続で空振りの日が続いた。

夏休みに入って、次男も夜ふかし態勢に入っているので、昨日はちょっと遅め20:30頃に三度目の正直を信じてスポットへ訪れてみると、丁度殻を破っている途中の幼虫に遭遇。これには次男も大喜びで、どうしても持って帰りたいという。さすがにそれはかわいそうだよ、と次男をなだめて、今日はここで観察しようと提案。

そしたら、もう一度家に帰って長男も呼んでこようということになった。結局、昨日はそのスポットに風呂上がりも含めて3回訪れて、脱皮の葉数を観察した。

で、家に帰ってから図鑑で復習。よく考えるとセミの幼虫って7年も土の中で生活しているんだな。そして、そう考えると次男と同い年じゃんということに気づく。なんだか感慨深い。

昆虫って蛹を経て成虫になる完全変態のタイプとカマキリやバッタのように小さいサイズが大きいサイズになっていく不完全変態のタイプが居るけれど、セミってどっちに属するんだろう?子供と大人では形も色も違うし、トンボとかホタルもそうだけどどっちのタイプなんだろうね?昆虫の世界って不思議。

夏休みの自由研究のテーマになりそうな予感。

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