見出し画像

#941 便利をとるか長持ちをとるか(iPhone充電のお話)

iPhone12miniを手に入れてから2年間、MagSafe充電が便利すぎてずっと使っている。最後にLightning端子で充電したはいつだったか思い出せないくらい遠い過去の話。

これは一度体験してみないとわからない話。Lightningコネクタに端子を挿すという行為から開放されるのは、「これほど便利なのか!」と誰もが思うはず。加えて何も考えなくてもマグネットでピッタリとくっつくので「朝起きたら充電できていなかった」という心配もない。

スティーブ・ジョブズは生前、「置くだけ充電」に否定的だったと記憶しているが、マグネットと一体化したことでこれほど便利になるとは予想もしていなかったのだろう。

ところが、この完璧な発明とも思えるMagsafe充電にも欠点はある。それは非接触ゆえの「充電効率の悪さ」と熱の発生による「電池の劣化が早い」ということ。

充電効率の悪さについては今の所特に不満は無い。というのも基本的に夜間に充電するので。iOS13以降に搭載された、「充電の最適化」という機能のおかげで電池を傷めるようなことも無くなったらしいし。

で、もう一点の「劣化」。これはいかんともしがたい。私のiPhone12miniは基本的に毎日Magsafe充電で2年間使ってきたが、いまのバッテリー容量は新品時の82%。これが充電方法によっては2年以上使っても90%以上をキープできるとのこと。

その、バッテリーを傷めない充電方法とは、昔ながらの5W充電器でゆっくりと充電し充電容量80%辺りで充電を止めるという方法(加えて充電時に使用しない)。ただ、これは面倒かも。というかApple自身もこの5W充電器の販売を終了させていたことを今知った。

昔ながらの5W充電器は家の中を探せばゴロゴロと転がっているが、今USB-AタイプのLightningケーブルを探すのは至難の業になってきた。そして80%になったら充電を止める方法は自動化出来るのだろうか?(ショートカットアプリで出来るのかも)

物持ちは良い方なので、探せばUSB-Aタイプのケーブルもあるだろう。余談だが、巷ではLightningケーブルを断線しやすい人が多いようだが、個人的には断線させたことは無い。それほど丁寧に扱っているつもりはないが、外出先で充電しない+充電時に使用しないからと思われる。小沢健二さんも昨日こんなツイートをされていた。

ただ、人に貸すとLightning端子が曲がって返ってきたことはある。

いいなと思ったら応援しよう!