Spike Jonzeで育った
※画像はYouTubeのスクショです
1994年〜95年頃、私はは雑誌「ロッキング・オン」信者だった。掲載されていたクボケンさんの写真を切り抜いて部屋に貼ったり、ディスクレビューの1番最初に掲載されたものはほとんど買っていたと言っても良いくらいに。
当時ロッキング・オン社から発行されていた、「Cut」や「H」という雑誌もよくわからないままお布施として買っていた。信者なもので。
そのロッキング・オンの創刊者である渋谷陽一さんが95年頃NHKBSで「ミュージック・サテライト」という番組を深夜不定期にやっていた。
今思えば、渋谷さんの趣味全開の番組だったと思う。オープニングがビートルズの「A Day In The Life」の最後の最後ジャーンの後に始まるあの部分ていうのも信者的にカッコ良かった。
その番組で、当時ミュージック・ヴィデオ界でノリに乗ってたスパイク・ジョーンズの特集をやっていたことを記憶している。映画監督になる前の時代だ。
(余談だがニール・ヤングのビデオクリップを担当していたジム・ジャームッシュの特集もやってた)
もちろん私は録画して何度も観返していた。
代表的なものは、例えば
Weezerの「Buddy Holly」
ビースティ・ボーイズの「Sabotage」
ビョークの「It's Oh So Quiet」
などである。そう、私はスパイク・ジョーンズのミュージック・ヴィデオで育ったのである。
最近、Apple TV+でやっている「ビースティ・ボーイズ・ストーリー」を観たり、ミズモトアキラさんのnoteを読んでそんなことを思い出していた。
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