他人のボールペンが書きやすい問題
たまに人からボールペンを借りて何かを書いた時、「なんて書きやすいボールペンなんだ!」と驚くことがよくある。書きやすいというのは、書き心地が良いとか、字が綺麗に書けるといった類のことである。そして、そういった場合はたいてい「ジェットストリーム」か「ヴィクーニャ」か「サラサ」なんだけれど。
今、私がメインで使っているボールペンは「カランダッシュ849」というモデルでスイスの製品だ。このペン、インクフローは悪くないし、鉛筆のような形状と相まってそれなりに書きやすいがめっちゃ書きやすいというわけではない。
そして、もう一本サブで使っているのが「LAMY2000」だ。こちらはドイツ製なので、インクフローはそれなりに悪い(時もある)。しかし、この前久しぶりに使ったら思いのほか書きやすかった。ただし同じくめっちゃ書きやすいわけではない。
あとは、国産のゼブラ製である「ブレン」という佐藤ナオキさんプロデュースのボールペンも0.5と0.7を所有している。こちらは極たまに使うが、またまたまた同じくめっちゃ書きやすいというわけでもない。
そう、所有している3種のどのボールペンも他人から借りた時の「書きやすい!!」現象には勝てないのである。そして、最初に挙げたジェットストリームなりヴィクーニャなりサラサを購入してみてもこの感覚には至らない。購入するとなぜか書きやすい!といった驚きはない。不思議だ。他人から借りたボールペンが書きやすいのはなんでなんだろう?これ文房具あるあるだと思うんだけど、わかってくれる人はいるのだろうか?
そして、この現象に名前を付けたいななと思う今日このごろなのである。
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