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ロスレスで迷子になっている

今、AppleMusicを1ヶ月間無料体験している。Appleがストリーミングサービスを開始してからAppleMusicからSpotifyを行ったり来たりしていて、再再々度お試し中なのだが、今回戻ってきた当初の目的はAirPodsProで空間オーディオを体験したいという欲求からだった。

ところが、空間オーディオに対応しているタイトルが思いの外少なく、早々に期待はずれだということがわかった。なので、やっぱり「Spotify最強!」となって、戻るつもりではいた。もちろん、ビートルズ、ストーンズをはじめとしたどメジャーなタイトルは空間オーディオに対応しているし、そういったタイトルを新たな楽しみ方として聴き直すということもアリだとは思うけれど。

で、そんな折。iOSのアップデートでHomePod miniがAppleMusicのロスレス再生に対応したと言うではないか!ロスレス再生について詳しくはわかっていないんだけれど、ざっくり言うと配信でもCD並の音質が可能になったということか。

今までは、AppleMusicのロスレス再生というと有線ヘッドホンが必要だったり、それなりのデジタルアナログコンバーターという機械が必要だったりしたはずだ。

ところが、これからはHomePod miniさえあればこれらの機器を買い足さなくても実現できるし、何より見た目がスマート。そして、早速試してみましたよ。

確かにSpotifyと比べて音がクリアと言うか、ハッキリ聴こえるというか、高音質になっている。もともとAppleMusicの方が音がいいと感じていたが(理論上はSpotifyの方が高音質だったはずだけれど)、更に差がついた感じ。

更に、追い打ちをかけるようにHomePod miniの新色が発売されてしまった。現在1台で使っているのだが、2台に増やせばステレオ再生が可能になるし、夢が広がってしまう。

その昔、「レコードやくざ」という本でヤクザ稼業を啓発していた内門洋さんが「拾ったクイーンのカセットを擦り切れるまで聴け」的なことをおっしゃっていた。その心はレコードに対する「愛だろ愛っ(古っ)」だ。もちろん今日の今日までその教義を守って、レコードのプチプチノイズは頭の中のフィルターが取り去ってクリアに聴こうとしてきたし、ちょっとぐらい音質が悪くても、肝心の音が聴けたらいいじゃんという気持ちで生きてきた。

奇跡的に1冊残っていた↓

ところが、AppleMusicとSpotifyの音質を聴き比べると明らかに前者の方が上なので、どうしてもそっちの方で聴いてしまう自分がいる。あとは操作性とか検索性で劣ってしまうんだけれども、これも慣れなのかななんて感じてもいる。

どうしてくれるんだAppleさん。

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