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#822 HomePod mini をステレオペアにするとQOLが爆上がりしたお話

タイトルが結論。興味がある方はお付き合いください。

我が家のステレオ事情は小型化の一途を辿っている。ざっと振り返ってみると
1989年〜90年代前半 PanasonicのCDラジカセ(懐)
1990年代後半〜中古のミニコンポ(懐)
2000年代〜BOSEの101IT
2006〜2007YAMAHAのトールボーイスピーカー(型番忘れる)
2008〜BOSEの101IT
2015〜BOSEのSoundLink miniⅡ
2021〜HomeiPod mini

こう見ると、一旦YAMAHAで大型化しようとしたけれど、基本的に小さくてパワフルなスピーカーが好み。特にBOSEの「101IT」とは長い付き合いだった。

いわゆるドンシャリ系のBOSEサウンドに長いこと慣らされてきたので、Bluetooth時代になってもBOSE製品を引き続き愛用。これはこれで好きな音。

ただ、時代はサブスク全盛となり、個人的にもiPhoneのAirPlay機能を使ってもっと便利さを追求した結果、今のHomiPod miniにたどり着いた。Apple信者としては、音質はともかく超絶便利なのでmini1台運用でもそれなりに満足していた。

昨今のマイブームであるメルカリを覗いていると、このHomiPod miniがごろごろと出品されている。もともと値段の張るスピーカーではないが、さらに3割引きくらいになると、もう1台欲しくなるもの。たいして値段交渉もせずポチッとな。そして昨日届く。

狙いはステレオペアの作成。HomiPod自体は1台でも十分に使えるが、これをステレオ化することでさらにQOLが上がるという記事をちらほらと見かけて、それが引っかかっていたのだ。
こんな感じ👇👇

届いたHomePod miniを早速セッティングしてみるが、初期化がなされていなかったので、少し手間取る。Apple特有のボタンレス設計なので、初期化はiPhoneのホームアプリで行うのだが、公式サイトにはiPhone無しでのやり方が載っていなかった。なので、この記事を参照して無事に初期化を終了させる。

初期化さえ済ませてしまえば、後はAppleお得意の簡単セッティング。これで、無事にステレオペア化完了。そして早速テスト視聴してみる。

わかりやすいステレオ視聴用のレファレンスはこれ👇👇
昔のステレオセットに付いていたオーディオチェック用レコードの現代版。

個人的にステレオ化でQOL爆上がりしたのでかなり満足。ただ、今はSpotify再生専用スピーカーとして使用しているので、音源をAppleMusicに変更すると空間オーディオ対応になって、さらに良い音になるはず。そんな感じでオーディオ沼にハマりそうな気配。

HomePod miniの個人的に好きなところはiPhoneの音を引き継げる動作。iPhoneで鳴っている音楽をHomePodにかざすことでそのままHomePodで引き続き音楽が鳴ってくれる。

この動作👇👇(Apple公式サイトより)

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この「かざす」動作が、昔ながらのレコード再生に似ていて気に入っている。レコード棚から聴きたい盤を選んで、プレーヤーにセット。トーンアームを持って盤に針を落として再生が始まる。この一連の動きと。

このめんどくさい動きが、「さあ聴くぞ」という気分になる。分かってくれる人いるはず。

昨日「Mac Fan」を見ていたら、松村太郎さんの連載が目にとまる。iPod販売終了のニュースに関連した内容。曰く、最近の若い子はiPodの存在を知らないとのこと。iPodの全盛期が2000年代中頃だとすると、今の10代後半は知らないのも当たり前か。そして、CDの存在もなんとなくしか知らない。

加えてAppleは1曲毎のダウンロード販売を推し進める「悪の企業」で、そこにストリーミングで聴き放題に参戦してきたSpotifyは「ヒーロー」のような存在とのこと。

今、メルカリで過去に自分の知肉となってきたCDを売っているが、ほとんど売れそうな気配はない。だが、この記事をよんで「なるほど~そりゃ売れないわな」と感じる記事であった。


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