見出し画像

#722 カーナビアプリの使い勝手を検証してみた(2022年2月時点)

久しぶりにクルマで遠出をする機会があり(といっても往復2時間ちょっとだけれども)、行き先の地理に疎いのでカーナビアプリを使うことにした。

基本的に、行ったことの無い土地へクルマで向かう時は、カーナビアプリを使うことにしている。ただ、何度か行ったことあるランドマークでも、アプリに頼りきってしまうので道順を覚えられない。

今回使ったのは
・グーグル・マップ
・アップル純正マップ
・Yahooカーナビ
の3つ。ちょっとググったらカーナビアプリは10種類以上存在して、百花繚乱状態。カーナビ単体だと最低でも10万円はするだろうし、アプリならそれが基本無料になるのだから、それだけニーズが有るのだろう。近年はAppleのCarPlayだったり、GoogleのAndroid Autoだったり、ディスプレイオーディオがあれば、ナビいらず状態なんだろうし。

まず、安心安定のグーグル・マップを使ってみる。以前、知らない土地に向かう場合はこれを最も使っていたから。ただ、目的地を入力すると、公共交通機関を使うルートが真っ先に表示されて、クルマのみで向かうルートが表示されない。

ちょっとクルマを停めて、設定を調べてみたが、クルマのみで向かうルート選択方法がわからなかった。SDGsだったり脱炭素だったりで公共交通機関を推奨しているのだろうか?以前はそうじゃなかったのに。田舎なので1時間に1本とかの電車を使うのは現実的ではないし、今回はクルマで行くことに決めているので、乗り物の選択肢が簡単に見つからないのは使い物にならない。というわけで、早々に別アプリに切り替えることにした。

続いて使ったのはアップル純正マップ。こちらも以前使っていた時は公共交通機関を使うルートがデフォルトなっていた。ただ、設定で優先する乗り物を変更できるので、私の場合はクルマを使うルートがデフォルトで表示される。

アップル純正マップの良いところはUIが洗練されているところ。地図の見え方が一番スッキリしていて、自分好みだ。デフォルトで鳥瞰のように半3Dで見えるので、自分が向かっている方向が立体的に見える。なので、地図の読めない自分でも理解しやすい。

ただ、AppleWatchとも連動してしまうところはいただけない。いちいち曲がる箇所や降りるインターチェンジが近づくとAppleWatchが手首をトントンとしてくる。なので、運転中にWatchを見る動作が加わり、視線移動がとても危険。知らない土地を歩いている時に使えば便利機能なんだけれど、運転中に「いらない機能」だ。

帰り道に使ったのはYahooカーナビ。使い勝手を検証するために行きとは違うルートを選択。Yahooカーナビは安定して昔ながらのカーナビを再現している。トンネルに入るとちゃんとナビ画面も暗くなるし、夜間もたぶん画面は暗くなった(はず)。特筆すべき点は、高速道路のインターチェンジ出口表示や、交差点での進むべき車線案内が詳しいところ。ここらへんは他の2つのアプリにはない点。まあ、ナビに特化しているから当たり前か。

ただ、見た目が2Dで少し古臭い感じがするのと、案内が多すぎてうざいと感じることもある。曲がる箇所や降りるインターチェンジを何度も数km先から何度も案内してくる。案内多めとか少なめとかチョイス出来たら良いのかも。

で、どのアプリも電池を消耗してしまう。これは、画面の常時点灯やGPS受信で仕方ないんことなんだけれど。朝から約2時間のナビアプリの使用で16時には残量10%になっていた。なのでシガーソケットからの充電は必須かもしれない。

今回主に2つのナビアプリを使って感じたのはどちらも一長一短があるなということは感じた。全く行ったことの無い土地へ向かう場合や、高速道路を使う場面が多いならば、ナビに特化したYahooカーナビが便利と思うし、何度か行ったこと土地ではあるけれど、最後の数kmだけナビが欲しい場合はアップル純正が便利かもしれない。

個人的には後者が多いので、ユーザーの行動範囲や行ったことのある土地を学習して、うろ覚えなラスト数kmだけ頼りたい。なので、そういった時におせっかいでアシストしてくれるナビ機能があればな、と感じた次第である。

いいなと思ったら応援しよう!