最近はWeezerの新作を繰り返し聴いている
今、四半世紀ぶり、1996年のセカンド・アルバム「ピンカートン」以来ぶりにWeezerの新アルバムを聴いている。1月29日に発表された「OKヒューマン」というアルバムだ。
これがすごく自分好みで、元々彼らのファーストアルバムの「バディ・ホリー」が大好きなのでで、あんな感じが戻ってきたのかなと(いや、その後の1997年から2020年までのアルバムを聴いていないからわかんないんだけど)思っている。まあ、自分はスパイク・ジョーンズ育ちなので。
ポップで、タイトルにある通りヒューマンな部分を大事にしたようで、打ち込みは一切使っていないそうだ。50年代から70年代の古い楽器を使っているようで、さらに30人編成のオーケストラも導入して、この時代には珍しく密なアルバムを作っているようである。
Amazonの評価は星1つだけれども、そんなのは気にしない。スローな曲ばっかりで単調だという評価だが、大人がポップスを演っているんだから許して欲しい。
そして、アルバム全体でトータル30分なのがまたいい。コンパクトなアルバムが自分好みなのだ。3分間ポップスというように、短い曲がパッと終わっていくのが良い。
タイトルの「OKヒューマン」はレディオヘッドの「OKコンピューター」へのアンサーなのかなと思っていたら、萩原健太さんも指摘されていた。ついでに「OKコンピューター」も初めて聴いたら、こっちもかっこよくてぶっ飛んでいる。
とにかく最高なので、アメリカンポップスが好きな方はよかったら聴いてみてください。(歌詞もひねくれているらしいし。)YouTubeでは全曲聴けるみたいだし。