#1712 Sam Gendel & Sam Wilkesのライヴを観てきました
正体のわからない音楽・人たち、そんなイメージのあるサム・ゲンデルとサム・ウィルクスのライヴが金沢で行われるとのことで友人を誘って行ってみる。前知識はサックス(サム・ゲンデル)とベース(サム・ウィルクス)の人くらい。
きっかけはこのWebサイト。いわゆる外タレの来日公演で金沢まできてくれるのは珍しい。
正体のわからなさは怒涛のリリース量と上記リンク先のアーティスト写真からも伺える。とにかく掴めない。サム・ゲンデルの解説についてはこのサイトに詳しい。
日本人とのコラボレーションでは、星野源や折坂悠太、細野晴臣のカヴァーをリリースしていて「ポップスの人?」と思っていたら、そうでもなさそう。
そして会場はいわゆるクラブだった。でも彼らのアルバム(その名も、『Music for Saxofone & Bass Guitar』だしクラブ・ミュージックとも一味違うようだが、、、と不安が少しよぎる。
ライヴ自体は二人が座って演奏するスタイル。やはりクラブ・ミュージックとは違う。それに従って観客も前列は座って鑑賞する。YouTubeに上がってるこんな感じ。
二人の足元にはエフェクターが並んでいて、手元にもサンプラー的なものが置いてある。それらを駆使して、主にサックスとベースを演奏しながらループ録音し、音を重ねていく感じ。自分に音楽的素養は全く無いが、これが気持ちいい。
ジャンルで括ったら何と言えばいいだろうか?たぶん、いちばんしっくりくるのはアンビエント・ミュージックなのだろう。でもジャズもヒップホップもブラジリアンも含んでいる。
MCも無しで1時間20分演奏して終わり、アンコールにも応えてくれるがお辞儀して帰っていく。
それでも、この不思議な音楽の魅力に誘った友人も満足してくれたようでよかったよかった。
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