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新刊の紹介‼️瀧音能之さん監修『鬼滅の暗号 解読の書』


新刊『鬼滅の暗号 解読の書』が宝島社から2021年1月14日(木)に発売されました😊

古代史の大家である瀧音能之(たきおとよしゆき)さんが監修をしています。

弟の青木康が社長を務めている杜出版が編集を担当しました。

6章で構成されていて、『鬼滅の刃』を古典や実際の歴史から考察しています。

『鬼滅の刃』に隠されている元ネタと思われるものを検証し、それを暗号と表現しています。

深読みしすぎではないかという意見もありますが話としておもしろいです。


◉はじめに
・なぜ日本人は鬼退治の物語に惹かれるのか

◉第1章 キャラクターに隠された暗号

・『鬼滅の刃』はマイノリティを描いた物語だった
・キャラクターたちは「生きづらさ」の象徴
・竈門炭治郎にみる炭焼き民
・我妻善逸・嘴平伊之助にみる捨て子
・煉獄杏寿郎にみる元武士
・胡蝶しのぶにみる仇討ち
・伊黒小芭内にみる特殊児童
・宇髄天元にみる忍者
・悲鳴嶼行冥にみる盲人
・不死川兄弟にみる孤児
・栗花落カナヲにみる人身売買
・甘露寺蜜璃にみる近代日本の結婚観
・鱗滝左近次にみる修験者
・鋼鐡塚蛍にみる産鉄民
・継国兄弟にみる男児の双子
・猗窩座にみる入れ墨
・妓夫太郎・堕姫にみる遊郭

◉第2章 ストーリーに隠された暗号

・なぜら人々は『鬼滅の刃』に夢中になるのか
・禰豆子は人と鬼をつなぐ巫女だった
・鬼殺隊と追放された英雄・スサノオ
・鬼殺隊VS十二鬼月と太陽の神VS月の神
・累と子殺しの神・イザナキ
・胡蝶しのぶと人柱
・継国兄弟とヤマトタケル
・なぜ「血」によって人間が鬼になるのか
・鎹鴉と日本神話の霊鳥

◉第3章 鬼との戦いに隠された暗号

・鬼との戦いは疫病との戦いだった
・鬼との戦いから日本の医療の歴史がわかる
・鬼舞辻無惨は誰なのか
・竈門炭次郎のモデルは藤原秀衡だった

◉第4章 時代に隠された暗号

・鬼は時代の境い目に現れる
・なぜ鬼殺隊と鬼に女性が多いのか
・不死川玄弥にみる大正時代の火器
・珠世・胡蝶しのぶにみる大正時代の女医
・なぜ痣者が大正時代に生まれたのか
・童磨にみる大正時代の新宗教
・産屋敷耀哉にみる大正時代の華族

◉第5章 紋様に隠された暗号

・紋様からわかるキャラクターの特徴
・竈門炭治郎の石畳紋
・竈門禰豆子の麻の葉紋
・我妻善逸の鱗紋
・伊黒小芭内の縞紋
・冨岡義勇の亀甲紋
・鱗滝左近次の波紋・雲紋
・胡蝶しのぶの菱紋
・竈門炭次郎の耳飾りの日足紋
・「藤の家紋の家」の意味

◉第6章 聖地に隠された暗号

・浅草・吉原と鬼門
・竈門神社と竈門兄妹
・上賀茂神社と我妻善逸・竈門禰豆子の結婚
・葛木巫火雷神社と我妻善逸
・嘴平伊之助・悲鳴嶼行冥と大岳山・日の出山
・八丈島と伊黒小芭内

◉あとがき
・現代によみがえった鬼の正体

私が特に興味を持ったのは、禰󠄀豆子が竹の口かせをしている理由です。

ネタバレになってしまうので詳しくは述べませんが、竹や笹は古代から神が降りる神聖な植物であるそうです。

『鬼滅の刃』の登場人物を日本の歴史や神話、文化から読み解いていて面白かったです。

ご興味がある方は是非読んでみてください😊

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青木 孝文
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