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【イベント】PHPerKaigi2022に今年も行ってきた!@オンライン参加勢

さぁ今年もこの季節がやってきましたね! そうです、今年もPHPerkaigiが開催されました!

今年は"ハイブリッド開催"ということで、オフラインはCoconeriホール、オンラインはニコニコ生放送で開催されました。僕は地方住みなので今年は自宅からの参戦です。

本記事ではPHPerkaigi2022の前夜祭〜DAY2の3日間で参加したセッションについての学びや面白かった点についてまとめています。スライドへのURLも書いてあるので、内容が気になったものはぜひ見てみてください!

前夜祭 4/9(金)

■参加セッション一覧
・Datadog APM で始める Laravel アプリケーションのパフォーマンスチューニング
・エラー監視とテスト体制への改善作戦

Datadog APM で始める Laravel アプリケーションのパフォーマンスチューニング(by 小黒 陽弘さん)

▼スライド
https://speakerdeck.com/oguro1021/datadog-apm-teshi-meru-laravel-ahurikesiyonfalse-hahuomansutiyuninku

運用監視サービスを提供しているDatadog。 Datadog APMはDatadog社が提供するアプリケーション監視サービスです。
Datadog APM(https://www.datadoghq.com/ja/product/apm/

Datadogにはログの監視でとてもお世話になっています。 これまで処理速度の可視化のためにDatadog APMを使っていましたが、一部の限られた部分しか使えていなかったので、これを機に色々使ってみたいと思いました。処理時間がかかっているところは改善していきたいですね 💪

エラー監視とテスト体制への改善作戦(by zosokh さん)

■スライド
https://speakerdeck.com/kazatohiei/phperkaigi2022

サービスの運用・保守をやっている僕にとってど真ん中な内容でした。
「開発業務と並行してエラー潰しはできるのか?」と気になったのでdiscord上でスピーカーの方に聞いてみると「エラー件数によって優先度を決めるため他案件と臨機応変にやってました」というお返事をいただきました。セッションを聞いて気になったことをすぐ質問できる点はオンラインの良いところですね。取り組みについて真似できる部分は真似していきたい...!

なんか「エンジニアの中で善とされてることを押し付ける」っていう次元じゃなくて「みんなで一緒にサービス作ってる」みたいな感じで素敵すぎる

Discordであったコメント

ほんとそれですね。。 チームメンバーが同じ方向を見た上で課題に対する改善行動ができるのは良い状態だと思いました。

DAY1 4/10(日)

・予防に勝る防御なし - 堅牢なコードを導く様々な設計のヒント
・チームの仕事はまわっていたけど、メンバーはそれぞれモヤモヤを抱えていた話──40名の大規模開発チームで1on1ログを公開してみた
・BASE大規模リアーキテクチャリング/base_rearchitecturing
・ブラウザ自動化技術の深層へ、直接触れて学ぶWebDriverとChrome DevTools Protocol
・今だから話せるPHP8バージョンアップの裏側 ~全5サービスの事例紹介~
・マイクラスクラムワークショップ
・作って遊ぼう!Composer Plugin
・計測ことはじめ 〜アプリケーションを知るために〜

予防に勝る防御なし - 堅牢なコードを導く様々な設計のヒント(by t_wadaさん)

▼スライド
https://speakerdeck.com/twada/growing-reliable-code-phperkaigi-2022

テスト駆動開発の第一人者「t_wada」さんのセッションです。「正しく使用する方が操作ミスをするより簡単。誤った使い方をすることが困難」を徹底的にやる、というのを実例を交えながら説明してくださったので、とても分かりやすかったです。不具合ってヤツは放っておくと後から取り返しがつかなくなりますから...。

Tipsとして"学習用のテストを@group leaningとして書いておくことで不安なテストケースについても実行結果を残しておける"というのは真似したいと思いました。

チームの仕事はまわっていたけど、メンバーはそれぞれモヤモヤを抱えていた話──40名の大規模開発チームで1on1ログを公開してみた(byvacchoさん)

▼スライド
https://speakerdeck.com/vaccho/opened-1on1-logs?slide=2

「チームワーク」といえば、のサイボウズ社。 そんなサイボウズ社の中で生まれた”チームの課題”が気になり、参加しました。1on1する上で、”聞き役”の重要性(表情・雰囲気・筆記力...)をとても感じたセッションでした。実施内容やどうなっていったか、という内容はスライドに全てまとまっています。僕は常々思っているんですが、新卒とか中途とか関係なく、定期的に1on1で話す機会って絶対必要ですよね。。

BASE大規模リアーキテクチャリング/base_rearchitecturing(by nazonohito51 さん)

▼スライド
https://speakerdeck.com/nazonohito51/base-rearchitecturing

最近、アーキテクチャに興味があるので参加しました。
このセッションは、「モジュラモノリスにリアーキテクチャリングした」という単純なお話ではなく、「サービスを中長期的に運用してく上での課題は何か」という所からガッツリ知ることができるセッションです。マイクロサービスとモジュラモノリスの図がとても分かりやすいので、”何を検討してどうなったの?”が気になる方はそこだけでも見てみると良いと思います。

ブラウザ自動化技術の深層へ、直接触れて学ぶWebDriverとChrome DevTools Protocol(by hgsgtk さん)

▼スライド
https://speakerdeck.com/hgsgtk/webdriver-cdp-using-php

ウェブブラウザの操作、観察ができる遠隔制御インターフェイスである「WebDriver」をPHPで実装し、Chromeブラウザを動かそう、というセッションです。Autify(オーティファイ)を最近触れ始めたので、内部ではこうやって動いているのか、ということを知ることができて面白かったです。

今だから話せるPHP8バージョンアップの裏側 ~全5サービスの事例紹介~(by MasaKu_e さん)

▼スライド
https://speakerdeck.com/masaku_e/jin-dakarahua-seruphp8baziyonatupufalseli-ce-quan-5sabisufalseshi-li-shao-jie

PHP7.4 から8.0へのアップデートをどのように行ったかというセッション。PHPerikaigi PHP8.1リリース祝賀会でも「7から8へのアップデートはとても大変!」という話がありましたね…。サービスを止めることなくアップデートできたのは着実に進められた成果だと思いました。

マイクラスクラムワークショップ(by GMOdev さん)

スクラムの流れをマイクラで体験しようという内容。 CMの時点で笑えたので、面白く無い訳ないですよね。みんなでワイワイしながら大真面目にマイクラをプレイしているのが見ていて面白かったです。

作って遊ぼう!Composer Plugin(by o0h_さん)

https://fortee.jp/phperkaigi-2022/proposal/cc3f627d-4268-455e-9faf-fe7194a0c343

▼スライド
https://speakerdeck.com/o0h/phperkaigi-2022-composer-plugin-a

Laravelをよく使うのでcomposerは使っていましたが、そのcomposerを作って遊ぼう!という内容です。独自コマンドを登録して使う、タスクランナーとしても活用できるのは初耳でした。

計測ことはじめ 〜アプリケーションを知るために〜(by seike460 さん)

▼スライド
https://speakerdeck.com/seike460/introduction-to-measurement-to-know-the-application

アプリケーションの課題を見つけるのって面白いですね。 セッションを参考に色々課題探しをしようと思いました。

DAY2 4/11(月) 

・PHPerでもできる!マイクロサービス
・入門 境界づけられたコンテキスト

PHPerでもできる!マイクロサービス(by 77web さん)

▼スライド
https://tech.quartetcom.co.jp/2022/04/11/phperkaigi-lets-build-microservices-in-php/

1日目でもマイクロサービスアーキテクチャのセッションがありました。 そして、本セッションは”PHPで”マイクロサービスアーキテクチャ!いいですね! soudai1025 さんは去年の「FWに依存しないPHP」をテーマにセッションをされた方で、その際も分かりやすく面白いセッションをされたのを覚えていたので、今回も楽しみにしていました。

入門 境界づけられたコンテキスト(by ex_takezawa さん)

▼スライド
https://speakerdeck.com/ytake/ru-men-jing-jie-dukeraretakontekisuto

同時刻のセッションでこちらのセッションの話が出ていたので気になって聞きました。コンテキストを理解した上で境界を引く、という話はマイクロサービスアーキテクチャにおいて重要な考え方だと思いました。スライドについてはセッションありきのものなので聞きながら見てください!

▼まとめ
・境界づけられたコンテキストを認識する
・コンテキストが生まれる事象はヒントになる
・目の前の物事を全てと考えず、メタ情報の一部として捉える

まとめ:PHPerKaigi2022も楽しかった!!

「名前は聞いたことあって気になってた!」「使い始めたばっかりだからどんな感じで使っているのか他社の事例を知りたい!」といったセッションがあると、とても楽しみになりますね。1年前に参加した時と比べて聞きたいセッションが増えたので、この1年で自分自身も様々な分野に触れるようになったんだなぁと感じました。

個人的には以下の点が心に刺さりました。

・アメニティすごい!パンフレット見てるだけで楽しい!ずっと見られる!
・Discord楽しい!メッセージで質問したらお返事くれる!
・ナレーションがオモチャオの声優の方でテンションが上がる!

ノベルティBOX
PHPerKaigiTシャツで参加
お昼ご飯はゆめみ社ノベルティのカレー!

開催の数日前にノベルティBoxが届きました。この、プレゼントを開ける時のようなワクワク感がたまりませんね。中にはPHPerTシャツ2022や色々なノベルティが入っていました。

今年はオンライン参加だったのでセッションとdiscordを並行で見ていました。今年のセッションは事前収録も可能だったらしく、セッションで話している方がdiscordでリアルタイムに解説してくれるという贅沢なセッションもありました。

「今年は積極的に参加してみよう…!」

と思っていたので、ニコニコ動画へのコメントやdiscord上で発言したり、スピーカーの方に質問を投げました。すると、discord上で返信がもらえたり、スタンプがもらえたり…めちゃくちゃ楽しかったです。笑

そして、今年のナレーションは小桜エツコさん…!
昔好きだったゲームに出ていたキャラクターの声を久々に聞くことができて勝手にテンション上がってました。ありがとうございました。

来年も楽しみですね!それでは!


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