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記事一覧
あるべきを知ってバグを生む構造に気付く!「良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 保守しやすい成長し続けるコードの書き方」を読んで
設計の入門書として名高い、ミノ駆動(@MinoDriven)さん著「良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 ―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方」を読みました。 本書について著者があるべき設計をするために活用している”オブジェクト指向設計の実践的ノウハウを記した本”です。 本書には各章の解説内容と「入門・実践・応用」のどれに該当するのかが一覧でまとめられているページがあるので、自分の読みたい内容・段階に応じて読み進めることができます。 ▼本書について著者本人が書いて
【設計の原則(7〜11章)】SOLID原則で変更に強いソフトウェアを作る@Clean Architectureを読んで学んだことメモ
どうも、たかふみです。 前回に続き、今日は「設計の原則(第7章〜第11章)」です。 SOLID原則第7章:SRP 単一責任の原則関数をまとめる際は使用する人ごとで分ける。同じ処理をする関数だからといって使用する人が別なら分割する。 第8章:OCP オープン・クローズドの原則この保護レベルに従うように設計を行う。 ソフトウェアは「拡張のためのプログラム追加が簡単&修正に対する他機能への影響が小さい」という状態が理想的。そこで「機能の分割→コンポーネントの階層構造にまとめる」
【5章~6章&まとめ】ソースコードは依存度が低い&不変な状態にすべき!「プログラムですべきではないこと」まとめ@Clean Architectureを読んで学んだことメモ
どうも、たかふみです。 前回に続き、今日は「第5章〜第6章」と「まとめ:3つの縛り」です。 第5章:オブジェクト指向プログラミングオブジェクト指向設計でもっとも強力なのが「ポリモーフィズム」であると書かれています。 "ポリモーフィズム"によって、システム内のソースコードを独立させることができ、他機能への依存度を下げることができます。それにより関数の再利用ができたり、画面・処理・データの各担当者が別々で開発・デプロイをすることができたりすることができます。 第6章:関数型プ
【1章~2章】Clean Architectureを読んで変更に柔軟なシステムを作る!@Clean Architectureを読んで学んだことメモ
メンテナンスしやすいシステムが作りたい! いや、Webエンジニアとして作らねばならない! ということで読み始めました 「Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計」! 読んだ章から学んだことや感じたことを自分のメモとして順番にまとめていきたいと思います。「これは少し違うんじゃない?」などあればコメントで頂けると嬉しいです! 第1章 設計とアーキテクチャシステム開発にかけられるお金・人手・時間は限られています。その限られたリソースで必要な条件