甘いお菓子を食べると体が痒くなるのはどうして?③(74/100)
こんにちは!
和らぎと美と健やかさをお届けする華道家。
『ずっと健康に、もっと美しく』の伴走者
なっちゃんの保健室こと、髙坂夏子です(*^^)v
『あなたの治す力、第一主義!』北海道サンタの町のタカダ薬局の嫁です。
さてさて、今日も早速いきましょ~!
今日は大詰めと言うか、わたしが調べて1番納得、腑に落ちた点でした。
(でも、その分、ちょっと難しくて、嚙み砕いて書けるか不安…)
まずはまずは、
「コルチゾール」って、聞いたことありますか?
一般的に言われる言葉だと「ステロイドホルモン」ってやつです。
どこで作られているかって言うと、副腎(左右の腎臓の上にちょこんとくっついている、小さいのにとっても大事なヤツ!)で作られています。
ストレスを受けた時に、脳からの刺激を受けて分泌が増えることから「ストレスホルモン」とも呼ばれています。
主な働きは、
肝臓での糖新生(簡単に言うと、肝臓で糖を作って、肝臓→血液→各臓器に糖を送るってこと)、
筋肉でのたんぱく質の代謝、
脂肪組織での脂肪の分解などの代謝を促す、
抗炎症・免疫抑制(※抗アレルギー作用)など、
とっても大切なホルモンです!
この抗炎症・免疫抑制の働きから、よく耳にする「ステロイド剤(薬)」が広く使われているんですね。
(でもでも、元々の働きから見ると、ストレスかかってないのに、使うって…???)
で、このコルチゾール(別名、ストレスホルモン)は、砂糖(糖質)を摂り過ぎると、分泌が減ってしまうということが分かりました!
どういうことかって言うと、
脳は血糖値(血液の中に溶け込んでいる糖分の量・率)が急激に下がると、危険を察知して防御反応を示します。
その時に分泌されるのが、コルチゾール。
血糖値が下がるって言うのは、脳が生命の危機を感じるくらい危険・大変なストレスなんですよね。
本来、コルチゾールは緊急のストレスの時に分泌されるものだけれど、
糖質の摂り過ぎによって血糖値が乱高下すると(昨日の記事参照)
1日に何度も危険・ストレスを感じで、コルチゾールが分泌される。
そうなると、
誰だって、働き過ぎは疲れるもんです。
休みたい…って言うか、もう力が出ない…って感じです。
副腎も同じで、糖質の摂り過ぎが続くと、最初は頑張ってコルチゾールの分泌に励むけれど、疲れてしまう…と、コルチゾールを出せなくなってしまうんですね。
そうなると、アレルギー(アトピー)に対抗する働きが(その他の働きも)低下してしまうことに!
よって、
アトピー、喘息、花粉症…などのアレルギー症状が悪化してしまうんですね。
アトピーだと、湿疹が悪化する、痒みが強くなる、皮膚の再生が進まない…という悪循環。
ん~~~納得!
ちなみに、
このコルチゾールの分泌が慢性的に高くなることによって、
うつ病、不眠症などの精神疾患、生活習慣病などのストレス関連疾患の要因になることも分かってきているそうです!
子どもが砂糖を摂り過ぎると癇癪を起しやすい、キレやすい子になるとかって言いますが、こういったことが関係してるってことか~って思いました。
最後に余談ですが
昔からあるお薬「コーチゾン雪の元」ってあるじゃないですか!?
コーチゾンってコルチゾールと関係あるのかな?って気になって調べてみたら
抗ヒスタミン成分(ジフェンヒドラミン)とステロイドホルモン成分(ヒドロコルチゾン)などが配合されたお薬でした。
これまた納得~~~(^^)/
アトピーの痒みと甘いものの関係については、
ここまでを一旦一区切りにして、これからは、
で、どうするか?(実際に息子にどうしているか?)ってことを
書いていこうと思います!
ということで、今日はここまでー!
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