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信仰の本質の目覚め

2025年1月27日
自らの霊魂の本質に目覚め、そして更に霊魂を磨く為には、真の信仰に目覚める必要があります。
それは、今現在、皆さんがそれぞれに信仰している既存の宗教を通じて、さらにそこから人間として真の神に対する真の信仰を見出す事なのです。

信仰とは心から神様に向き合う事(自らが神様を思う事)であり、純粋な気持ちで神様を信じ思う事によって、神様からの内流がおこり、それにより「霊魂の本質」の働きは強まるので、自らの霊魂(心)は正しく保たれ感性豊かに心優しく穏やかに育まれて行くものです。

このように、本来、信仰を行う為には宗教の団体に属する必要は無いのです。

ですが、さらに自らの心を磨き高めたいけど自らだけでは学び覚り得る事の出来ない時に、同じような思想の志を持ち、心のあり方など誠の理(みち)を伝えて指導してくれる所が宗教の緒団体のあるべき姿なのです。

宗教の団体に属する事は「その団体に対する功績の為」や、金銭や地位など団体内での利得の為の信仰ではないのです。
また「団体に所属さえすれば何らかの恩恵が得られるから安心」などという事は一切なく、全て自らの思想(心)次第となります。

ましてや、宗教による人間同士の争いや、自らの団体のみが絶対で全てである、と言うような閉鎖的な団体は、自らの団体の為の信仰であり、真の神様の本質が全く理解されていない、神を利用した信仰の抜けた団体となるのです。

真の信仰の対象の神様とは、この大宇宙を創造され運行されておられる大神様であり、そのような小さな人間心をお喜びされるような神様である筈はないのです。

このような事を知らずに勘違いして、信仰や宗教団体に対して毛嫌いし避難している人は「信仰と宗教、神様の本質を知らない人」なのです。

信仰とは、人知を超えた大宇宙の幽玄世界や大自然の天地のご活動を、神様の力(働き)と捉えて、日夜、当たり前のごとく我々に与えて頂いている大自然の「日、月、大地、火、水、雨風など」様々な恩恵に対して「心から有難い」と感じ取れ思える感性を持ち合わせて、そして「素直にありがとう」と言える事であります。
これだけでもう立派な信仰者なのです。
※ 神様は金銭ではなく、唯一受け取られるのは「真心からの感謝」の思いだけなのです。

人として、対外的に関心を持ち、より広くに目を向けて大自然の神様の恩恵に対して、また人に対して「有難い事」と素直に感じ取れる事が自らの心を感性豊かに育み磨く事となります。
大自然の恩恵や人からの恩恵に対して、当たり前で当然などという自らの認識と常識を排除して、自らの閉ざされ見失われた感性を豊かに育み磨く事が、自らを助け、他者を助け、世を助ける事となるのです。
これが御霊を磨くという事なのです。

人間として寿命を終えると次の世に行きますが、その中の天界の世界とは神の世界であり、心の世界であり、神様を心から信じ仰ぐ(崇める)事の「信仰」を持ち合わせている人の行く世界となります。
しかし、神様を見出す事の出来ない人は天界に入る事は絶対に出来ない世界となります。
それは、自らが神を信じていない、心に神が無いので、自らには存在しない世界である為に絶対に入る事が出来ないのです。
※ 仏教を信じる人は、天界の中の仏教界に行きます。またキリスト教を信じる人は天界の中のキリスト教界に属する事になりますが、今後は併合される事になります。

信仰の大切さを知り、他者に信仰をお伝えする際に「抵抗を感じて臆し」たり、また「何を伝えたら分からない」という人は、これらの信仰の本質をしっかりと理解されていない為なのです。

人として自らが純粋に神様を心から信じ、自らの心を豊かに育み磨き高める事は、全ての人間が有する「霊魂の本質」なのです。
その自らの中に眠る「霊魂の本質」に自らが目覚めて、「霊魂の本質」の働きに背かずに向き合い素直に純粋に自らを和合させて行く事です。
そして自らが学び真に良かれと思う事を、それを必要とする人に対して惜しみなくお伝えしてあげる事なのです。

【 霊魂の本質に目覚める事 】と【 真の信仰に目覚める事 】が人間として最も重要な事であり、これらに目覚める事を日月神示では「﹅」(ホチ)を入れると言われているのです。

※ ホチが抜けているとは、自らの心に真の神と真の信仰心が抜けている状態の事なのです。

厳瑞


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