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投資家必見!投資中に経験する6つの心理段階とその対処法

こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
投資の世界は魅力的でありながら、感情のジェットコースターとも言える旅路であるとも言えます。

成功への期待から市場の変動による不安まで、投資家はさまざまな感情を経験します。

トウシルより画像引用:https://media.rakuten-sec.net/articles/-/18460

今回は、投資を行う際に一般的に経験する6つの心理段階を解説し、各段階での適切な対処法を紹介します。

以前にも同じような記事を書きましたが、これらを理解し、感情に流されずに冷静な判断を保つことで、より効果的な投資活動が可能になるかもしれません。

それではどうぞ!


1. 興奮と期待感

段階の特徴

投資を始める際、多くの人は将来の利益や成功に対する高い期待感を抱きます。この段階では、情報収集や投資先の選定に積極的に取り組み、投資自体に対するポジティブな感情が強まります。

対処法

  • 現実的な目標設定: 高すぎる期待は後の失望につながるため、現実的な目標を設定しましょう。

  • 知識の蓄積: 情報収集を継続し、投資先について深く理解することで、初期の興奮を持続可能な行動に変えます。

2. 楽観主義と過信

段階の特徴

投資が順調に進むと、成功体験から楽観的な見通しが強まり、リスクを過小評価する傾向があります。

この過信は、過度なリスクを取る原因となり、バランスの取れた判断を妨げる可能性があります。

対処法

  • リスク管理: 投資額を分散し、一つの投資に依存しないポートフォリオを構築しましょう。

  • 冷静な評価: 定期的に投資パフォーマンスを見直し、現実的な視点を維持します。

3. 不安と恐怖

段階の特徴

市場の変動や予期せぬ損失が発生すると、不安や恐怖の感情が生じます。この段階では、投資の将来に対する不確実性が増し、冷静な判断が難しくなることがあります。

対処法

  • 長期視点の維持: 短期的な変動に惑わされず、長期的な目標に焦点を当てましょう。

  • 感情のコントロール: 深呼吸や瞑想などの方法で感情を落ち着け、冷静な判断を心がけます。

4. パニックと売り急ぐ

段階の特徴

大幅な市場下落や個別銘柄の大損失が発生すると、パニック状態に陥ることがあります。この状態では、感情に任せて売却を急ぐなど、非合理的な行動をとりやすくなります。

対処法

  • 計画の遵守: 投資計画を事前に策定し、感情に流されずに従うことが重要です。

  • 専門家の意見を参考に: 信頼できるアドバイザーや投資コミュニティの意見を参考にすることで、冷静な判断をサポートします。

5. 反省と学び

段階の特徴

市場が落ち着いた後や損失を経験した後、多くの投資家は自分の行動を振り返り、学びを得る機会とします。この段階では、投資戦略の見直しやリスク管理の重要性を再認識することが期待されます。

しかし、個人的に感じるのは、ほとんどの投資家は反省はします。しかし、次の学び、又は学ぼうと実際に努力している人はあまりいないように思います。

対処法

  • 自己分析: 何がうまくいったのか、何が間違っていたのかを客観的に分析します。

  • 継続的な学習: 投資に関する知識を深め、新たな戦略や手法を学びましょう。

6. 冷静な分析と戦略の再構築

段階の特徴

経験を積んだ投資家は、感情に左右されずに市場を分析し、長期的な視点で投資戦略を再構築する能力を養います。これにより、次回の投資においてよりバランスの取れた判断が可能になります。

対処法

  • データドリブンなアプローチ: 感情ではなく、データやファンダメンタルズに基づいた判断を行います。

  • 柔軟な戦略: 市場の状況に応じて戦略を調整し、適応力を高めます。

心理的バイアスへの対応

投資においては、上述の感情段階に加えて、さまざまな心理的バイアス(例:損失回避、確認バイアス、サンクコスト効果など)が影響を与えることがあります。

これらのバイアスを認識し、意識的に対処することで、より健全な投資判断が可能となります。

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代表的なバイアス対策

  • 損失回避: 損失を避けたい気持ちから合理的な判断ができなくなること。対策として、事前に損切りラインを設定し、感情に流されずに売買を行う。

  • 確認バイアス: 自分の信念を支持する情報ばかりを集めてしまう傾向。対策として、反対意見や異なる視点の情報にも目を向ける。これ実に多いと思います。

  • サンクコスト効果: 既に投資した資金や時間を理由に、非合理的な投資を続けてしまうこと。対策として、過去の投資に囚われず、現在の状況を基に判断しましょう。常に市場は変化していきます。今日の最新情報もその時点ですでに過去のものです。

まとめ

投資の過程では、興奮や期待感から始まり、不安や恐怖、パニックを経て、最終的には反省と学びを得るという一連の感情の流れが一般的なのでしょう。

これらの段階を頭の片隅でも良いのである程度理解し、自分の感情に対処する方法を模索することは投資する者として大事でしょう。

そうすればより効果的かつ持続可能な投資活動を行うことができるでしょう。心理的バイアスを認識し、対策を講じることも重要です。
冷静な判断を下せるようになればパフォーマンスは上がるはずです。


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個人投資家 Taka Chan
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