勇ましい「あられ」も可愛いじゃないか
只今、炭酸水の空箱が大活躍中の我が家。
「ほぉー…なかなか良いじゃないですか。はい、はい。」と、あられ選手がやってきました。
モフ監督は、まず、あられ選手に行かせている様子ですね。
「はい、はい。小窓付きタイプと・・・」
(正しい用途は分かりませんが、段ボールの両脇に小さい窓がついてます。)
あられ選手、縦から横からフィールドの観察を怠りません。
この小窓に猫じゃらしを投入!どうだ!
「ピタっ・・・」あられ選手が静寂に包まれました!
見切れていますが、モフ監督の首も「!?」と伸びています。
「じゃかーしーわぁー!!」
試合開始のゴングと共にあられ選手の「やや残像」が入場です。
小窓から逃げ帰ってきた「じゃらし」を片手で追い詰めます。
あられ選手、もはや見えていない!
研ぎ澄まされた己の感覚のみで挑んできます。
仕留められたー!勇ましい!
勇ましい音をたてる我々に、隣でテレビを見ていた旦那さんが「大丈夫?・・」といった視線を送ってきました。
2歳の雌猫と40代主婦の激しい攻防戦に静かに目をそらしました。
覗かせる顔がかわいい。
この後も、出ては入り・・・入りは出て・・を繰り返し、その勇ましさに段ボールもズリズリ滑りながら、次第に燃え尽きた「あられ選手。」
あられ選手の疲れを感じたのか、モフ監督が様子を見に来ました。
人間に寄り添い、とっても甘えん坊さん「あらちゃん」。
その姿とは裏腹に、時に獲物関係には勇ましさを見せる。
娘は、段ボールから手を出し激しく動くあられのギャップを「勇ましいあらちゃんもかわいいんだよなぁー」と。
「だーよなぁー」と納得の私。猫狂い親子は幸せを噛み締めるのでありました。
「おれは、こうやって使わせてもらってやす。」
こちらも大変可愛いのでありました。
段ボールの寿命は1週間くらいです。
読んで頂きありがとうございました(^-^)
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