燃えるあらちゃん、燃えないモフ君
庭の木に鳥や蝶々が度々やって来ます。
それをいち早く見つけるのが、我が家のチャキチャキ娘「あらちゃん」。
腰を沈めて、窓際のキャットウォークに忍び足で近づいてくる姿は「女・くのいち」
猫が獲物を狙うときに出る特有の声。(クラッキングとよばれる鳴き声)
「カカカッッ…」と鳴きます。野生的。
くのいち・あらちゃんの異変で「えっ!?」と、ようやくモフ君が動き出します。
完全なる「出遅れ感」をよそに、忍び足で格好はそれなり。
フリフリしたお尻がキュートなモフ忍者。
しかし、これまでモフ君からは「カカカッッ」という野性的な鳴き声は聞いたことがありません。
鳥を見ている時も、あらちゃんの方が尻尾をブンブン降りながら前のめり。モフ君は、やや控えめで縁側のおじいちゃんのように鳥を見ています。
この時も、上段にいるあらちゃんの「尻尾ブンブン」が、呑気なモフ君の頭を直撃するんじゃないかと思うほどの温度差。
ただ、そんなモフ君も野生感をあらわにする時があります。
野良猫ちゃんが庭を横切る時がたまにあるのですが、その時のモフ君は激しく勇ましい。
威嚇し、尻尾はボンボンに膨れ上がります。「ウゥゥゥゥッ」と低く唸ります。
なぜか、あらちゃんは野良猫ちゃんには控えめな傾向。というか、あまり興味はなさそう。
モフ君はオスなので、縄張り意識が強いのか窓を開けるとすぐに臭いをかぎに外の空気を「クンクン」します。
攻めのあらちゃん、守りのモフ君。
同じ猫でも「燃えるシーン」が違うんだなぁ。と感じさせられて面白い。
夢中になっている時は美しく野性的で本来の姿が出るものですね。
今日も読んでいただきありがとうございました!
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