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確定申告2023(令和4年分)〜紙で提出するとどう面倒くさいのか〜

確定申告(医療費控除・寄附金控除の申告)のnote、ラストです。
前回は申告書を作る話でした。

さて、私はすべての書類を紙で提出することになりました。
ふるさと納税以外の白色申告で確定申告をフル電子送付で終われる人、何割いるんだろうなー。
うーん。

紙で送付するということは、追加でこういうことが必要となります。

1.提出書類の印刷
2.身分証明書の印刷
3.郵送

ダルい。

ダルいといいつつもやらざるを得ません。

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書類の印刷について

国税庁の確定申告書等作成コーナーで申告書を作ると、最後にPDFが出力されます。
家にプリンターがあればそれで印刷をします。

なければどうするか、といえば、コンビニのマルチコピー機で印刷することになります。

ネットワークプリント機能は便利
(引用元:シャープネットワークプリントアプリ)

ネットプリント的なものは元データを(SDカードなどで)物理的に持ち運ばなくて済むし、印刷後に即座に消すことも可能。私はコンビニに行く直前にデータを預けています。
逆に、クラウドに預けるのが嫌であればSDカード等に保存すると良いです。
コンビニのプリンターの場合、内部のメモリに残ったデータも最後に削除処理が行われます。

コンビニプリントで危険なのは元データの方ではなく、印刷後の紙を忘れることです。こいつにはマイナンバーカードの記載があることをお忘れなく。

こちらはデータに登録したところ
(「ネットワークプリント」PC画面)

今回はPCからネットワークプリント(機体はシャープです)に登録しました。

詳細は省きますが、削除や印刷時の操作などいろいろな面倒はあるので、スマホアプリでの会員登録をしておいた方が便利です。無料です。

ちなみに、セブンイレブンはFUJIFILM製で、アプリも違います。一番行きやすいコンビニで選べば良いと思います。

それから、紙で提出する場合は、もう一つ印刷しなければならないものがあります。

身分証明書の写しを貼る台紙

うち、書類を作成する際に、わざわざマイナンバーカードを最初に読ませているのですよ。
それなのに、紙での提出時に要求されるマイナンバーカードのコピー。
理不尽過ぎる。

マイナンバーの表記されたモノをコピーすることは文書以上にリスクがあるわけで、印刷後のカードや紙を忘れたら人生詰みかねないです。

これだけは、絶対やらかさないように!

やらかす自信しかない方は、安い複合機買うのが良いかもしれませんね。私の場合は今回の還付金が丸々吹き飛びますが。

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印刷についての補足

印刷はカラーでも白黒でもOKです。
家のプリンターならカラーで印刷してもコスト的にそんなに変わらないと思いますが、コンビニでのプリントでは値段がガラリと変わるので、白黒一択です。

色はどちらでもいいのですが、必ず片面印刷で。

その他、重要なことは紙の端が切れていないことみたいです。
詳細は公式サイトのページをご確認ください。

マイナンバーカードを印刷する際には、裏表印刷しましょう。
マイナンバーの通知カードと運転免許証で送る場合も、免許証は裏表しっかり印刷を
また、健康保険証については保険証の番号等を塗り潰すといった作業が要るようです。これは「本人確認書類」の紙にも書いてあります。

プリンター(複合機)の機能に、免許証の裏表を紙の表面に並べて印刷できる機能がある場合は、同じサイズであるマイナンバーカードでも可能なので是非これを使いましょう。コンビニでも印刷1枚分のコピー代で済みます。

申告書類の中には手元に残す控用のページもあるのですが、電子データもありますし、大抵の人はそれらのページを抜かしても問題ないです。

この「控」にも受付ハンコを押してもらう必要があるなら、一緒に送る必要があります。郵送の場合は返信用封筒必須です。直に持っていけば、その場で押してくれたりするんですけれどね。個人の申告ではそこまでは必要ないと思います。

そのうえで、最後のページだけは印刷推奨です。

提出にかかわるすべての流れがここにある

この「提出書類等のご案内」には、印刷から提出までのすべての流れが書かれています。

入りきれなかった文字を手で書く「補完記入」

添付書類のチェックシート

提出の案内

そして

便利アイテム「管轄税務署の宛名カード」

切取って封筒に貼るだけでOK

封筒に貼るときは、しっかり剥がれないように。

チェックシートは、申告書を作った時に添付書類として使うもの一式を並べてくれます。

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最後の作業と最終確認

というわけで、先の最後のページをもとに、いろいろと確認していきます。

まず、今回の申告内容では申告書から文字が溢れたところは皆無でした。朱書きの修正はありません。 

このタイミングで、書類の1枚目に提出日を書きます。

郵送の場合は投函する日となります。
ポストの場合は回収のタイミングもあるので、投函日と消印日がズレることはよくあります。2/18と書いた書類の封筒に2/19の消印が押されることは問題なく、2/17の消印が押されると怒られる、という、常識的な範囲で認識していればOKです。

ただし、3/15に投函する残念な人はなんとしても3/15の消印が必要となります。が、3/15必着のつもりで送りなさい(笑)。

添付書類は。

・本人確認書類→マイナンバーカードを印刷した不本意なブツを貼り付けて完了。封筒へ入れました。

・医療費通知→全ページ揃っているのを再確認して封筒へ。

・寄付金受領書等→4件5枚。全部入れました。

これにて、
・申告書5枚(貼り付けたマイナンバーカード分を足すと6枚)
・医療費通知3枚
・寄附金控除5枚

完了です。
枚数(ノ∀`)

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提出をしよう(郵送編)

紙の確定申告書の提出方法は以下の通り。

・郵便や信書便での送付
・税務署の受付に持参
・税務署の時間外収受箱へ投函

時間さえ合うなら、税務署の受付に持っていくのが安全確実です。係員の方が書類に不備がないか確認してくれますよ。
私も一度税務署に持っていったことがありますが、対応が思いの外やさしく、「税務署って怖そう…」という心配は取り越し苦労となりました。

とはいえ、うちの管轄の税務署は家から遠いので、今回は郵送します。

気をつけなければならないのは、ゆうパックのようなサービスは使えません。信書(下記URL参照)だからです。

オススメは簡易書留やレターパックプラス。
これらは追跡が可能なうえ、手渡しとなるので、安心感が違います。
ざっくり、家に封筒があるなら簡易書留(一般書留まではやりすぎだと思います)、買う必要があるなら封筒型であるレターパックプラスが良いと思います。

といいつつ、今回はケチってレターパックライトで出すことにします。

ライトの方は原則郵便受けに配達されるのですが、追跡機能もありますし、税務署の誤配は考えにくく、また税務署の営業日に「郵便受けに入らなかったので持ち帰られました」の不在票が入る状態も考えにくい(対面受取にはこれを防止する機能があります)。
レターパックは土日配達もあることを考え、一応の保険をかけて、到着が開庁日になるようにします。

…あれ?
あんたさっき、提出日に何日って書いた?

2/18は土曜日です。
てことは、2/19(日)に届きますよ?

だってだって!うちのぜいむしょは2/19もあけてくれるっていったもーん!

いや、本当は保険をかけて、2/19に投函して月曜の2/20に届けるつもりだったんです。1日間違えちゃった。てへ。

そうそう。何もオプションのない普通郵便は、配達日数が余計にかかることになりました。
一般に、管轄の税務署は翌々日配達の範囲だと思いますが、それ以前にマイナンバーの入った書類ですのでノーオプションで郵送するのは勧められません。

もし普通の封筒で配送記録を確認したい場合は「特定記録」のオプションをつけることになりますが、定形外郵便+特定記録は値段がレターパックライトとほぼ変わらないのに機能が下位互換ですので、これもおすすめできません(;・∀・)

さてさて。
ブツはレターパックの中に全部納まりましたし、入れたところの口もしっかり貼り付けました。レターパックは封筒部分に両面シールが貼ってあるので、それも嬉しいところです。

そうそう、これが重要です。

ここに追跡番号シールがあります

追跡番号が表面にシールとして貼られているので、投函前に必ず剥がします。もし郵便局の窓口で出すなら、局員さんが剥がし忘れのチェックもしてくれます。

今回はポストへイン。

右の口から、行ってらっしゃい!

回収予定時間を見ると、ちょうど回収の直前に投函できたようです。
後で郵便局のサイトで追跡をしてみると、投函して1時間半後に郵便局へ到着していました。

これで一通りの作業が終わりました!

お疲れ様でした!

紙の申請は面倒くさいぞ!

※おまけ。レターパックはどうなったか。

あっ…すみません。

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