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何故私は不織布マスクヲタクになったのか
「何故私は不織布マスクヲタクになったのか」。
X(旧Twitter)で聞かれたので答えようと思って、この3年(2024/1月時点)でマスクヲタクになっていった経緯などを思い出してみると、だいぶ忘れてたことも多かったです。
それで、大枠をギリギリ覚えている今のうちにまとめておこうというのが、このnoteの主旨です。
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不織布マスクが不足していた、あの頃
コロナ禍が始まった当初、うちには過去に風邪をひいた時に使っていたマスクが少し残っていた。
とはいえ備蓄としては心許ない量だったので、しばらくの間は布マスクを使っていた。最初に流行った頃なら、これでもそれなりに良かったといえる。
洗うのが億劫ではあったが、この時期は仕事量も減ってたし、世の中の娯楽も足りなかった時代だ。
家に帰ってマスク洗って干して、のルーチンに今ほど億劫さはなかった。
また、紐を挟んで折り畳むだけでできる手ぬぐいマスクはよく使った。肌にも優しいしね。
かまわぬの縫わないマスクを、今日はかまわぬのてぬぐい(お礼的な意味で購入)で作って装着してます。手ぬぐいだと厚みが出るけど、装着感は悪くない。昨日はバンダナで作ってて、私の場合サイズ感はそれでも良かった。洗濯がめんどいのが難ですね。
— スカポンたかっち🍑V💉6+1💻不織布マスクヲタク(オルミエント入り) (@takacchie) March 24, 2020
そのうち、いわゆるアベノマスク(まだ手元にある。せめて使え。)をきっかけに不織布マスクを抱え込んでいた業者が放出するようになり、不織布マスクが市場に出回るようになった。
けれども、そこで問題が起きた。
普通サイズのマスクがデカイ
市場に多く出回ったのは当然ながら普通サイズからだ。
しかし、それらは私にはデカかった。
私の身長は140cm台で止まっている。小学校高学年程度の身長で止まっているのだから、顔のサイズもキッズサイズなのは至極当然なことだった。なんなら小デブなのでもう少し顔の大きさあるやろって思ってたので、この発見は驚きだった。
普通サイズのマスクを入手した場合は、ホチキスで端を詰めたり紐をねじってたりという、涙ぐましい努力をする羽目になったのだった。
また、通気性が悪かったり肌触りが悪くて、平時なら売れないだろうという質の悪い不織布マスクにひっかかったりもした。それがマスクの記録をつけ始める1年ほど前の話だ。
そんな中でどうにかこうにか入手できた小さめサイズのマスクは、本当に助かった。
特にBMCフィットマスクには今でも感謝している。今でこそ同価格帯で優れた不織布マスクが他にもあるけど、当時のマスク不足の中で安くて機能の高いマスクは貴重だった。
どうやら近所に行く用のマスクが切れたので、これ開けましたw
— スカポンたかっち🍑V💉6+1💻不織布マスクヲタク(オルミエント入り) (@takacchie) October 24, 2022
最近近所では見かけなかったマスクなんですが、一時期最もお世話になっていました。
大胆に斜めに入ったステッチが非常に優秀で、鼻を包みながら口の空間を大きく空ける機能を持っています。
あとチャック袋なのが嬉しい。 pic.twitter.com/HCvVgxePGI
本気でマスクについて調べ始める
2021年、秋。
V6が解散コンサートを開催することになった。
ファン歴25年(当時)の私がこれに行かないわけがなかった。
前年には無観客コンサートを開催したV6だが、これは有観客でのツアーとなった。
同年、既に同じ事務所のタレント達によるコンサートも始まっており、マスクにフェイスガード(フェイスガードは無料配布もされていた)が当時の感染対策だった。そこでそのフェイスガードについての情報も入ってきた。
無料配布のフェイスシールドは、白いマスクが映り込んでしまう、という。
結局自費でいいお値段するフェイスシールドを買ったけれど、それはそれとして。
タレントの呼びかけもあったので、会場に到着・開催中・帰宅時と全てのマスクを替えるというやり方で3枚マスクを使うことした。
これを踏まえて、マスクを使って使用感をメモる活動を始めていく。
オタク気質たるもの…
自分はもともと、オタク気質である。
といっても、がっつりヲタ活動するというより、ニチアサをなんとなく観続ける系のオタクに過ぎない。
それでも、
どうせ不織布マスクについて調べるなら本気でいきたい。
推しに感染させない努力はしたい。
それならば、自分のヲタ気質を使わなくてどうするよ?
と思った。
2021年ともなると、品質の良い日本製マスクやKF94マスクがたくさん市場に出回っていた。
しかも6/16にはフィルターの機能を客観的に示すJIS規格が制定され、早速「JIS T9001」に適合したマスクをアイリスオーヤマが販売したという話題がニュースになっていた。
私はこの時流に乗ることにした。
結果的に、この時に取っ替え引っ替えしていた経験がベースとなり、不織布マスクヲタクへの道が開かれていったのだった。
自分の中での不織布マスクの2トップがハイパーブロックマスクムレ爽快・超立体マスクだったのが、正しいマスクが3つ目に入ってきている。
— スカポンたかっち🍑V💉6+1💻不織布マスクヲタク(オルミエント入り) (@takacchie) September 1, 2022
最近は超立体を使ってないから記憶が曖昧になったので、1パックげとしております…(ノ∀`)
※当時のツイート例
ヲタク的な不織布マスクの魅力
いい加減マスクの開発は下火になるだろう、と思った2023年にも、メーカーによる開発が続いていった。
不織布マスクは企業努力が顕著に現れるカテゴリーだ。
なんせ単純な構造だ。紐とフィルターだけというシンプルなものだからこそ、それをいかに快適に、安全に、時にはおしゃれにつけていられるか、に各社が知恵を絞っているのがはっきりわかる。
人気が出て定番化したマスクから、新たに生まれてきている商品まで、「不織布マスク」というカテゴリーは百花繚乱となっている。
私の探索も足りていない。買ったものはちゃんと使い切るようにしているので、新しいものを買わずに消費に注力する時期があるが、その間に新しい潮流が生まれてしまったりもする。
なので、現時点で飽きはない。
また、最近は複数の似たようなマスクの比較をもとに、他の人がみても役立つような情報を入れていくようにしている。
マスクで重要なのはフィット感だ。あくまで防具なのだから顔にフィットしないとどうにもならない。
紐の長さや付け方ひとつですら、フィット感がガラリと変わる。突き詰めていくと発見がどんどん増えていくのだ。
私がマスクのサイズで苦労したように、買ってみたけどイマイチ…と悩む人はいるだろう。そのどこかにいる誰かのために、私の書き綴り続けたものが役に立てば幸いだ。
…もっとも、本当は不織布マスクのニーズが減っていく世の中になっては欲しいんだけれど。