ロイロノートで、寺子屋式授業
「私はまる付けしかしないから、どんな手を使ってもいいよ。辞書だろうが参考書だろうがネット検索だろうが・・・」
高1のコミュ英では、週4コマのうち、2コマをいわゆるリーディングの教科書でStory Reproduction のための授業、
残りの2コマを、英文法(中学レベルの復習から)にあてています。
習熟度別にクラスを設定していて、私は上のクラスと下のクラスを1つずつ担当しているのですが、上のクラスの子たちを伸ばすために、2学期からやり方を変えました。
定期考査は学年共通なので、上のクラスの子たちにとっては簡単。油断して伸びなくなってしまう。(学力差が出るうちの学校でありがちパターン)なので、今までも進学クラスを担当してきた時には、ビシバシお尻を叩いて、外部試験を受けさすなど、外の世界を見させるようにしてきました。
今年度、生徒用タブレットが80台来ましたので(タブレットを使う教員はまだ少数派ですが、取り合いです・・・)ロイロノートを活用することに。
超手抜き??寺子屋式授業の進め方
私は、文法に関しては演習重視の授業をしていて、答え合わせも各自のペースでやらせます。だから、学校教材の解答も持たせています。
答え合わせのための授業は、あまり意味がないと思っています。
①授業までに、1レッスン分、教材をノートに解き、答え合わせをしてロイロで提出
②授業で、教材と全く同じ問題のプリントを解く。(つまり同じ問題を2巡目。①できちんとやっていれば、何なく解答できる)
③②が終わり次第、自分で解答。(大体全問正解する)
④③が終わり次第、ロイロノートにて私が配信している問題に取り組む。数問単位で配信しているので、終わり次第、提出箱に提出。
(こんなイメージです)ここまで私は暇なんですが笑、ここからちゃんと働きます。即レス!「はいだめー!」「はい合格!次行って!」と言いながら、赤ペン先生に徹します。
なんだ、全然わかってないじゃん!笑っていうくらい間違えまくるのですが、自分のペースでどんどんやれる!っていうのがいいんでしょうね、①〜③までが提出状況もよく、また、授業内での演習問題の取り組みも、より集中して「早く終わらせたい!」感じが伝わってきます。
ちなみに、1学期までは、①、②までは一緒でしたが、一斉に解答をこちら主導でやっていました。ポイント解説などを入れながら。時間が余る子用に、追加のチャレンジ問題を常に用意してはいたのですが。
文法は、理屈はわかっているつもりでも、演習問題でいつも「できる」とは限りません。
学校教材を繰り返し解くと、「その問題だけは自然に覚えてしまって、できてしまう」ということもあります。(特に、その学校においてできる層)
大体「間違えやすいもの」はこちらはわかっているので笑、それを散りばめるドS問題カードを作り、悩ませて、調べさせて、答えさせる・・・
準備の手間はありますが、授業中は、こちらは楽、生徒たちは苦しむ(でも嫌そうじゃない)っていう、最高な状態です笑
一人1台の学校さんが、羨ましい・・・!!!
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