やっぱり独りは嫌だから (ちゃんと座らないため叱られている子ども)(途中)

やっぱり独りは嫌だから
あなたの腕にしがみつく
頭上が怒号に塗れても
あなたの腕を離さない

私の手足が喧しいのは
あなたに触れられていたいから
それが痛みでもいい、傷になってもいい
あなたから離れたくない

繋がりたい私の手を払い除けても
温もりたい心を素通りしようとも

一つはきっと駄目なんだって
見飽きるものだなんて
私の命を諦められても

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