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【サウナ】帯広とモール泉

◯ 導入

2022年の今年も宇宙サミットが帯広で開かれるということで、十勝=宇宙というイメージが段々と定着してきているような雰囲気ですね。そして、十勝といえば、いろいろなものが浮かんできます。宇宙、牛乳、てんさい、じゃがいもetc…

今回は数多ある候補の中から、帯広市内のサウナとモール泉を、行き方や周辺のオススメ飲食店なども併せてご紹介しようかと思います。9/29(木)に開催される宇宙サミット終わりに、ぜひこの記事を参考に帯広の素晴らしいサウナとモール泉をお楽しみいただければ嬉しいです!


◯「水風呂は水質が命」と教えてくれた自由ヶ丘温泉

十勝では「十勝サウナ協議会」が立ち上がり、「十勝サ国プロジェクト」も動いており北海道のサウナ聖地といえば十勝、というくらいの位置にきていると言っても過言ではありません。

十勝で有名なサウナといえば、やはり「北海道ホテル」でしょうか。今年の7月まで免許を持っていなかったので、まだ行けていないのですが早く北海道ホテルのサウナを体験したいものです。

さて、僕がオススメする帯広のサウナは帯広市自由が丘に位置する、「北のしきじ」こと自由ヶ丘温泉です。

場所は中心部から少し離れており車だと15分かかります。バスで行かれる際は、「南商業高校前(第一病院前・自由が丘団地経由)」に乗車し20分、最寄駅の自由が丘3丁目で降車して徒歩2分で着きます。

帯広には世界一長いベンチというのがあり、帯広百年記念館・おびひろ動物園・北海道立帯広美術館・グリーンパークなどが集積する緑ヶ丘公園という、自由が丘温泉の横にある広大な緑地にあります。

端から端まで歩いて5分くらい

美術館や動物園に行ってから、自由が丘温泉に行くのもいいかもしれません。

さて、観光を楽しみバスに揺られること20分ほどで到着した「自由ヶ丘温泉」。ここの推しポイントはなんと言っても水風呂です。

ただの水道水ではなく、地下200mから湧き出す冷鉱泉のため、水風呂に入ると身体全体を包み込んでくれるかのような安心感でいっぱいになるのです。僕の知り合いは「羊水」と例えていました。水温は15~6℃であるため、極論ずっと入っていられます(笑)また、この水風呂は硫黄が含まれているため、たまごの匂いをかすかに感じます。

この水風呂に入るまでは、水温が低ければ低いほどととのえる!と思っていましたが、水風呂は水温と水質のバランスが重要、という基本的なことを教えてくれました。

引用:サウナしきじHP(https://www.saunashikiji.jp/waterdetail/)

「北のしきじ」と形容しましたが、全く盛っているわけではありません。この水風呂に入るためだけに全国のサウナーがここに来ているとのこと。

2Lペットボトルを2本持参しよう!

「サ道」では、しきじの水は神の水と形容され、1人4Lまで持ち帰ることができます。ドラマ内でも水を持ち帰った原田泰造が、偶然さんと蒸し男くんにその水を分けると2人のテンションが爆あがりする、というシーンがありました。

そんな神の水を、この自由ヶ丘温泉でも嗜むことができるのです。

1人4LまでならOKなので、2Lペットボトルを2本持っていって「神の水」を家に持ち帰らせていただきましょう。僕は、自宅がある札幌まで、4Lのペットボトルをわざわざキャリーケースに入れて高速バスで帰りました(笑)。


サ室について

サ室の説明を少しします。

どこにでもある感じのストーブで、そこまでサ室自体にはそこまで特徴はありません。2つ挙げるとすれば、アマビエとヴィヒタです。室内にアマビエの木像が鎮座しており、ストーンにロウリュができない分このアマビエに水をかけて室内の湿度を上げるという、手法がここでは当たり前のように行われています。さらに、室内にはヴィヒタが2,3束かけられており温泉で働いている方が、水をかけにやってきてくれます。

この自由ヶ丘温泉には常連のお客さんがかなり多く、20時台になると室内が満杯になってしまうほどです。なので、18時台くらいから入り始め、3セット目になると人が多くなってくるタイミングになるのではないかなと思います。

ただ、外気浴スペースがないのが少しがっかりポイントです。

中は昭和感溢れるいい感じの雰囲気です。


おすすめのサ飯

サウナでととのった後は、やっぱりサ飯ですよね。

ここでのサ飯は、「焼き鳥」です。ポイントは自由ヶ丘温泉に行く前!
すぐ近くにある「やきとり ゆうちゃん」という、テイクアウト専門店の焼き鳥が絶品なんです。

炭の香りが堪らなく、焼き加減も絶妙です。結構人気店らしく、事前に本数と種類を予約しておかないと品切れになってしまうことがあるようで。2回目に行った時は温泉に行く前に予約するために行ったのですが、もうすでに品切れでした。なので温泉に行く前に予約しておいて、ととのった後に取りにくるのがベストだと思います。

また、温泉に併設しているラーメン屋「ロッキー」もあるので、ラーメン好きな方はぜひ行ってみてください。

こちら、サウナイキタイです。



◯ 極上モール泉、「アサヒ湯」

十勝といえばモール泉です。

そもそも、モール泉は世界的にも希少な温泉資源であり、ドイツと日本のごく一部の地域でしか入ることができないと言われています。モール泉は、地層の一種である亜炭層を通って湧き出ている温泉であり、「石油になりかけの温泉」とも言われたりします。このモール泉は、「北海道遺産」にも登録されています。

そんな珍しい温泉なのですが、十勝では帯広駅前でも源泉掛け流し(これもかなり希少)に入れるなど、珍しさを感じさせないくらい、モール泉をどこでも嗜むことができるのです。

JR帯広駅前

さて、世界的に見てもとても質の高いモール泉に入ることができる十勝の中でも、屈指の泉質を誇るのが「アサヒ湯」なのです。

JR帯広駅から歩いて10分ほどという好立地なところも推しポイントです。

アサヒ湯は、住宅街にひっそりと佇む銭湯みたいな感じなので、マップを使わないとすぐに見失います。

ここは朝風呂もやっているので、前日の夜に自由が丘温泉などのサウナを楽しみ、翌朝にここのモール泉に入る、ということもできちゃいます。

さて、中に入っていきましょう。

このアサヒ湯は本当に小ぶりで、MAX5人までしか入れません。なので、番頭の方に入れるかチェックして、入れない場合は中の待合室で他のお客さんが出てくるのを待たなければいけません。

浴槽はモール泉と水風呂の2槽しかないのですが、これだけで十分です。モール泉のトロトロ具合は、今までのモール泉史上圧倒的にNo.1です。身体に張り付いて流れていかないような感覚です。そのため保温力が高く、入浴後に冬道をホテルまで歩いても全く湯冷めしないほどです。

奥にあるのがサウナで、MAX3人ほどの超小ぶりサウナです。ここのお客さんはほとんどモール泉目当てで来ているので、サウナに入る方は少数です。そのため、プライベートサウナ状態でサウナに入ることができます。ここの水風呂はおそらく水道水なので、入っていると結構痛くなります。

ただ、営業時間1時間前にはサウナに入れなくなってしまうのでご注意を


◯ 行きたいサウナ

さて、「自由ヶ丘温泉」と「アサヒ湯」を紹介しましたが、行ってみたいサウナがありまして。「ひまわり温泉」というところです。

サウナイキタイでもかなり評価が高いのですが、車でしかいけないところなのでまだ行けていないのです。どなたかか行かれた方は感想をお聞かせ頂けると嬉しいです。

またこれはプチ情報ですが、十勝バスではお得なバスパックが色々出ているので、ぜひ有効利用してみてください。

十勝についての経済・産業について書いた僕の記事も、ぜひ読んで頂けると嬉しいです!


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神門崇晶(Kando Takaaki)
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