【フリーランスエンジニアが仕事もせずに巡礼してみた2022】§14 巡礼10日目
14日目:巡礼の終わり
朝起きて瞑想。
涙が出てくる。
感謝と、もう会えない寂しさ。
目を開けるとマーティンがいた。
本当に最後のハグ。
Portugaleteからあやのさんは歩くと行っていたので、有名な橋を見たいと理由をつけてついていった。
本当は橋に興味ない。
もうちょっと巡礼する時間を増やしたいと思った。
電車に乗ってポルトゥガレテまで。
一度間違える。分岐のところで降り忘れて別の方向へ電車が進んでしまう。
隣駅で降りたが、一度改札を出ないと反対に乗れないみたい。
「チケット買い直しか」と思っていたらスペイン人が話しかけてきて、逆に行くならチケット通さず抜けたらいいと教えてくれた。
いいのか、それで。
教わった通りやる。警報とかならなかったのでよしとする。
反対に乗ってすぐ、別のスペイン人に話しかけられる。
状況と行きたいところを伝えると、降りた先向かうべき方向、位置まで教えてくれた。
橋をみて、市場でパンを買って2人で食べる。
寂しさと感謝。そういう想いが溢れる。
気持ちが切り替わらないがこれでよし、サンセバスチャンへ帰ろう。
本当にお別れ、2月に日本で会おう。
教会でスタンプを貰う。
ミサやってたので早めに退散。
スタンプの日付をみて、昨日は?みたいなこと言われたけどなんも言えないので適当にやり過ごす。
次の巡礼はここから。
2024年になっても、あやのさんが日本に帰ってきたときには会っている。
たった数日一緒にいただけなのに、不思議な縁。
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