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【決められないからスペイン巡礼してみた2023】§1 巡礼1日目 ダルい

§1-1 体調不良

昨日の体調不良を引きずったまま、カミーノが始まった。
既に時刻は8時を過ぎている。

とりあえず市場に行って何か食べよう。

たくさんイチゴが食べたい!
そう思って買ったのに、イチゴは上の部分だけ。
残りはスイカだった、、

スイカは苦手。
困ったな。

とりあえず食べてみる。
お、意外と食べれられるかも。

何も調べてなかったので、食べながら今日の目的地を確認。

しばらく街中、工業地帯らしい。
こういうときは電車移動。

なんとなく地図を見て、巡礼路に近い駅に到着したつもりだった。

Fórum Maiaという駅。

しかし、もっといい駅があった。

モレイラ(Moreira)という方向へ向かった方が巡礼路に出やすいことに後から気がついた。
Verdesなんかがいいのでは?
知らんけど。

§1-2 巡礼路

ようやく巡礼路の案内を見つける。

ほとんどの巡礼路が石畳みで歩きにくい。
そして車がたくさん来る。

なんかデカいタイヤのトラクターみたいなのもどんどん来る。

家ばっかり。

控えめに言って、超つまらん。
なんだこの道は。

今からでも電車に乗って帰ろうか。
いや、もうちょい歩いたら変わるかも。
進む覚悟を決めて宿にメールをしておく。
すぐにメールは返ってきて予約が取れた。


どうしても北の道で見てきた綺麗な風景と比較してしまう。

ただ、教会は綺麗なんだよな。

正面の写真だけ撮って通り過ぎようとしたら、中を見ていけとおじさんに呼び止められた。

14時から結婚式がある。

そう言っておじさんは準備をしていた。

ここにはスタンプもないとのこと。

§1-3 アルベルゲ

Vilarinhoというところまできた。
Albergue Casa da Laura

宿に着くと、

メールの人?

と聞かれた。メールには日本人ですとか、そういう文言入れてなかったんだけどな。

部屋に案内された。

受付と支払いを、と言い出したら

「とりあえず落ち着いて。シャワー浴びて洗濯して、ひと息ついてからでいい。ゆっくりして。」

そんなに切羽詰まった感じ出てただろうか。

お言葉に甘えて、全部済ませてからガーデンに行ってゆっくりする。

そこでオーナーが出てきたので支払い。

トランキーロ、という言葉がぴったりなアルベルゲ。

ここには韓国人の女性が泊まっていた。
お互い英語が不慣れなので謎の会話。

見ていたスペイン人が笑っていた。
お互い母国語で話せば伝わるでしょ、と。

いや、こっちは日本人であっちは韓国人。
そして言語も違うよ。

驚いていた。

アジアというのはそういう認識なんだと再認識する。

日本ではヨーロッパの人はみんな同じ言語でしょ、なんて思ってる人ほとんどいないと思うけど。

あ、みんな英語話せるに違いない!と思っている節はあるから一緒かも。

本当に、ダラダラとしていただけ。
体調もだんだんと良くなってきた。

オーナーがポートワインを差し入れてくれた。
自由に飲んでいいと。

なんていい宿なんだ。

一緒に泊まっていたスペイン人3人と韓国人を合わせてUNOで遊ぶ。

韓国人はUNOを知らなかった。

スペイン語で数字と色を覚えるいいゲームだな。

色と数字はもうマスターしたけど。

明日は27km。遠い。

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