今年の阪神タイガースは一味違うのよ

2023年5月29日 17:02

ちょっと備忘録代わりにここまでの阪神タイガースを総括。

去年の阪神は開幕９連敗、絶望からのスタート。

借金は最大16までかさみ、5月終了時点でも返済できず54試合で20勝33敗1分、借金13の成績で交流戦に入った。

（最終的には68勝71敗4分で3位に滑り込む）

今年は31勝14敗1分の貯金17。

5月は18勝3敗。7連勝で1敗挟み現在8連勝中。

（ちなみに月間2度の7連勝以上はセで55年ぶり）

今世紀、2度の優勝年の5月終了時の成績を見ると星野仙一政権の2003年は貯金19、岡田第一政権の2005年は貯金6だったそうだが、それらと比べても今年の成績は出色だと思う。

03年、05年とも平成ダイナマイト打線が少し弱めの投手を引っ張り得点力でリードし盤石な救援で逃げ切ってきたのに対し、今年は投打のバランスが良く、投手が引っ張り、打線がキッチリ援護点を上げている。

おいおい自慢かよ。

いや、そうじゃない。

昨年の春先、矢野さんの采配を解説者だった岡田さんは「1点差で落とした試合が多く、モノにできていない、ちょっとした変化でガラッとチームは上を向くはず」と言っていた。

で、今年は現役ドラフトで大竹が入り、3年目の村上、新人の森下や外国人選手が加入したものの多くは昨年同様の戦力。

なんなら高給取りの糸井が引退、外国人8名体制を5名体制。

育成選手も5人、総年俸的にはかなり絞った。

普通、新任の監督は低迷した昨年の戦力の否定からはじめ、とりあえず補強、補強でチームの立て直しを謀るのが定石なのにそれをせず、ほぼ現有戦力の底上げで好成績を収めている。

ちょっとどこかの監督に教えてやりたい（毒を吐く）

さて、これから交流戦。

夏の高校野球で死のロード。

秋の大失速祭りはあるのか？

6月からのタイガースに乞うご期待！

（あのサッカークラブの話題を避けてる、大いに避けてる）

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