離婚調停で離婚したくないとき,話すべき3つのこと
10年くらい前,離婚したいという女性の代理人として,離婚調停の申立てをした。
夫は離婚しない,戻ってきて欲しい,と言っている。離婚調停でどんなことを言われるのか・・・
弁護士を依頼して離婚調停に臨んだ相手方,夫。
夫の代理人弁護士として,夫の主張をまとめた書面が離婚調停で提出された。
その書面を妻の代理人として受け取った私。
「…え,これを見たら,妻はどう思うのだろう?」
もし,私だったら,これなら,やっぱり絶対離婚だな…と思うけれど。
いきなり見せるとしんどそうだから,大まかな内容を伝えてから見てもらおう。
「いきなり見せるとショックかも知れないから,内容を大まかに伝えますね・・・・」
(・・・・私の話を俯きながら,無口で聞いてくれる依頼者である妻。)
そして,依頼者である妻から言われた言葉。
「先生,もう,書面は見たくないです。やっぱり離婚するしかない,です」
(・・・ですよね,やっぱり)
離婚調停を申立てられたけれど,離婚したくない,妻との関係を修復したい,という男性の方も私のところには多く相談に来られます。
もし,離婚調停で妻がどんな言葉を聞きたくないのか,どんなことをして欲しくないのか分かっていたら・・・
復縁が出来ないとしても,妻が「やっぱり離婚しかない」と,離婚意思を固くしてしまうようなことは避けられるのに。
愛情はあるのに,それが上手く伝えられない,伝わらないために関係が破壊されてしまうのが,少しでも減らせたら・・
そういう思いで,離婚調停を申立てられたけれど,離婚したくない,夫婦関係を修復したい,と思う方に対しても,上手く伝える方法,話す方法をYouTubeでお伝えしています。
突然妻と子供が出て行ってしまった・・というとき,
とてもショックで,なかなか人には話せないという男性も少なくない。
周りの人に話すことも出来ず,誰も味方がいないように思われて,孤独に戦っている人もいる…
つらいとき…真っ暗闇に思えるようなときも,ホッとするような光,心が穏やかになるものがあるといいなと思っています。
これからどうなるのか,不安に思う方が,家にいながら隙間時間を使って,知識を得ることで,
少しでも心の中に火がともって,肩の荷が軽くなったり,今そこにある豊かな時間に気づくことが出来たりして,
少しでも安心して過ごすため時間,ホッとして笑顔になれる時間となるお手伝いができたらと思っています。
今回は,「離婚調停で修復したい場合に話すべきこと」の他「夫婦円満・離婚調停で伝わる話し方をするために共通すること」に関するテーマ。
離婚調停になってからでも,夫婦関係を少しでも修復するために出来る言動はあるし,その前の段階であれば,夫婦関係が悪化しないようにできる言動はもっとある。
離婚調停で調停委員さんに伝わる話し方をするためのスキル,大事なポイントは,実は,夫婦円満でいるため,人間関係をうまく構築するためにも重要で,共通していますので,そのとっても大切な「考え方」を改めて伝えています。
離婚調停を申立てられたけれど,復縁したい場合,どうしたらいいのか?
職場,夫婦で良い関係を築くために共通する大事な「考え方」とは何なのか?
離婚調停で望む結果を得るために,伝わる話し方をする際の大事なポイントは?
私自身の体験も踏まえながら,お伝えしましたので,参考にしてもらえたら嬉しいです。
離婚調停などの離婚手続き中は,「不安」です,とご相談者からよく言われます。どうしたら「不安」は解消できるのか?そもそもなぜ「不安」になるのか?も私なりの考えを,ブログの末尾に書いていますので,併せて読んでいただけたら嬉しいです!
多治見市の弁護士木下貴子(@多治見,多治見ききょう法律事務所)です♪
最後まで読んで下さってありがとうございます。感謝しています💖