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《週刊セットプレー 2023》vol.05

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◆京都の1点目(横浜FC vs 京都サンガFC)

☆試合データ

J1 第5節
2023年3月18日(土)
@ニッパツ三ツ沢球技場
横浜FC vs 京都サンガFC
1 - 4
得点者:
12分 小川 航基 (横浜C)
34分 パトリック (京都)☜pick up
48分 木下 康介 (京都)
71分 山﨑 凌吾 (京都)
80分 オウンゴール(京都)

☆ゴール動画

https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1636967588780707842?s=20

・試合ハイライト(ゴールシーンは3:06∼)

☆このセットプレーの配置

白=京都,黒=横浜FC
※番号は背番号ではありません

☆守備側の狙い

11人全員が戻っての守備をしています。
マンマークを中心としたゾーンとマンマークの併用での守備をしています。

ペナルティエリア内のニアサイドを1人(➋)
ゴールエリア内のニアサイドを2人(➌,➍)
この3人がゾーンで守っています。

残りの選手はマンマークで守備をしています。

☆攻撃側の狙い

4選手(⑧∼⑪)がファーサイドのゴールエリア角付近から動き始めています。

GK前の⑦はニア方向に走り、中央にスペースを作っています。
その中央のスペースに向かってファーサイドから弧を描き⑩が走りこみます。
その動きは、自身マークの動きを制限する4人(⑧,⑨,➑,➒)がいるためマークと距離を取ることができます。
(今回はうまく動き、➓は⑩を完全にフリーにすることはなく、競りに行けています。)

さらに大外の⑪も自身のマークと距離がとれるよう集団の外を大きく回り込む動きをしています。

◆CKは絶対に11人で守れ!

AFC U20アジアカップウズベキスタン2023の準決勝、イラクvs日本でのCKを振り返ります。

11分にあったイラクのCKから日本は失点をします。

このセットプレーの立ち位置図はこちら

黒=日本,白=イラク
※番号は背番号ではありません

最初の立ち位置で気になるのは、PKスポットとゴールエリアの間にあるスペースです。
また、⑪はニア方向に動き出しているため、さらに広いスペースが空いてしまっています。

中央に広大なスペースがある

⑦∼⑩の4選手には➎∼➑の4選手がマンマークでついていますが、オフェンス側の動き出しにより、3か所(⑦-➑,⑧‐➐,⑩‐➎)で優位に立たれてしまっています。

3か所で優位な位置に入られてしまっている

失点しない可能性を少しでも高めるには、前線に残している⓫を守備に戻すことがまず必要かと思います。

◆動き続けることで決めたゴール

ガンバ大阪vs北海道コンサドーレ札幌で生まれたゴールを取り上げます。

このセットプレーのスタート位置はこちらです。

白=札幌,黒=G大阪
※番号は背番号ではありません

得点を決めた小林選手は⑪の位置からスタートをしました。

GKの後ろを回り、ニアサイドに走りこんだ後、中央に向かって走ることでこぼれ球に最初に反応でき、狙いすました性格なシュートでゴールを決めました。

⑪小林選手の移動
フリーハンドでの書き込みですm(_ _)m

◆過去記事

◆取り上げた試合のハイライト映像

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