本当に必要な勉強とは何か!?
不登校の子はいわゆる「国語、算数、理科、社会」などの学問を勉強する機会を失いやすいです。
そのために、親としては「このまま勉強せずに大丈夫だろうか」「社会でやっているのか」と不安に陥ることが多いです。
でも、よくよく考えてみてほしいです。
本当に勉強ってする必要があるのでしょうか。
正確には、不登校になっている今のタイミングで勉強をする必要はあるのでしょうか。(受験の話は一旦置いておきます)
なんでもそうですが、自分が楽しいと思うことは教わることをしなくても
自分でインターネットで調べたり、やりまくることで上達していきます。
ゲームとかは完全にそうですよね。楽しいと思うからうまくなる。
「好きこそものの上手なれ」とはまさにこのこと。
また、自分が必要と思ったら勉強します。
大人も自分がやりたい仕事で、どうしても資格がなければできないことがあれば頑張って取りにいきますよね。
とりあえず、不登校のタイミングで急ぐ必要はないと考えています。
社会や理科については、特にこういった領域な気がします。
坂本龍馬が気になったら、幕末の勉強を勝手にしたくなります。
なぜ雨が降るのか気になったら、気象の勉強をします。
つまり、社会や理科は大人になってからで問題ないです(大人になってから歴史に興味持ったりしますよね)。
ただ、問題は国語、算数です。
ここだけは野放しにしにくいところです。。。
やはり、人に伝えるために、そして、人が話している内容を理解するためにも「読解力」は最低限必要な気がします。
例えば、接続詞を的確に使うことで、お互いの文脈をスムーズに理解できます。
逆に、メンバーと共通認識を持とうと思っても、そもそも文章の意味がわからなければ何もすることができません。
また、日常生活においても「四則演算」は少なくとも理解しないと金銭面で損をする場合があります(ここは最悪計算機で補完はできるかもしれませんが)。
我が家では、最低限、低学年では漢字を覚えること、文章を読むことは心がけるようにしています。
最近どんどんに日常生活に表れてきていますが、AIの技術が進歩しており、
SNS詐欺も増えています。
何を伝えてきているのか、おかしな点がないかを読み解くにはその名の通り、やはり「読解力」が必要ではないかと思います。
したがって、お子さんが少々勉強する気があるのであれば、好きなことをやればよいですが、国語に関しては、ちょこっと背中を押しておきたいですね。もちろん無理強いはダメです。