読書は投資である
「レバレッジリーディング」は、10年以上前に読んだことがあったが、今回再び読んでみた。2006年刊行で15年経つものの、内容は全然色褪せず、今でも十分に役立つ本である。
私は、投資リテラシーの教育事業の会社を設立したが、本田さんの「読書は投資」だとの考え方に共感するところが多かった。
役に立った箇所
・多読は投資であるとの考え方。累積効果で自分のパーソナルキャピタルに含み益をもたらす。本一冊1,500円✖️100倍=15万円のリターン
・目的を持って読むことが大切である。カラーバス効果により、目的の箇所で目が止まることが見込まれる
・線を引く、ページの角を折る(ドッグイヤー)、余白に自分の考えなどを書き込むなど、本を汚しまくること。「単なる本」を「収益を上げる資産」に変える。
読書を投資として捉えれば、本探しは「投資物件選び」であり、良書に巡り会うことが大事だ。多読による内容が蓄積されると、パーソナルキャピタルに含み益をもたらし、金融資産が増加することとなる。
レバレッジメモをとるなど、アウトプットも大切である。いずれにしても、読書は最もコスパの良い自己投資であると再認識した。