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Aer Slim Pack X-PACを全力で推したい【理想のバックパックレビュー】
みなさんは、通勤・通学でどのようなカバンを利用しているだろうか?
バックパック、ビジネスリュック、トートバッグなどさまざまな選択肢があるが、私はAerというメーカーの「Slim Pack X-PAC」を愛用している。
5月初旬に購入したのだが、収納の数や大きさ、全体のサイズ感などどれをとっても「今の自分が求めるものが全て・無駄なく備えられている」と感じている。
値段は24,200円と決して安くはないのだが、ほぼ即決だった。
今回は、なかなかレビューを見かけることがないこのSlim Pack X-PACへの愛を、思う存分書き尽くしていきたいと思う。
20230719.追記
1年間使用した感想も書きました。よければご覧ください。
推しポイント1:考え尽くされたポケット配置・大きさ
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まずなんと言っても、ポケットの数が多いのがよい。
15.6インチまで対応可能なPC収納(自分は、MacBook Pro13インチ+Moftのケース一体型スタンド)
タブレット等を入れるのに最適な、PC収納前面のポケット
ペンホルダー
伸縮性のあるポケット×2
ジッパー付き内ポケット
A4サイズのクリアファイルも入る、ジッパー付きポケットの裏側にある部分
携帯電話や財布などを入れるのに最適な、外側上部の収納(簡易的なセキュリティシステムあり)
ざっとこれくらいの収納があり、8.5Lという容量からは想像もできないほどさまざまなものを詰め込める。
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名古屋パルコに入っている「MSPC PRODUCT sort」というお店で購入したのだが、「小分けのポーチがいらなくなる」という店員さんの言葉通り、収納が多いおかげでそのままモノを詰め込める。
これまで、汗拭きシートや目薬、ティッシュなど細かなものは、バックパックやトートバッグの中では見失いやすく、高頻度で使用するにもかかわらずいちいちポーチなどに入れ、都度取り出す必要があった。
そうしたしたひと手間がないだけで、こんなにも快適になるのか、と正直驚いている。
また、「ここにこういうポケットがあって欲しい」という部分にしっかりポケットがあるので、使いやすい使いやすいことこの上ない。
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とくにペンホルダーは秀逸である。
私はiPad Airを使っているため第一世代のApple Pencilが必要なのだが、ペンホルダーがちょうどよいサイズ感のため「取り出しやすいのにしっかりホールドしてくれる」という感じだ。
また、ペンが2〜3本は入る設計になっているため、ボールペンを一緒にしまっていてもまったく問題はなく、どちらかだけを取り出すのも容易である。
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そのほか、必要十分なマチが取られており、折りたたみ傘やペットボトル、読みかけの学術書などもしっかり収納できる。
夏場であれば、このバックパックひとつで2〜3泊の旅行ができるのではないだろうか?と思わせる収納力である。
推しポイント2:洗練されたデザイン
ビジネス用途としても長く使えるバックパックを探していたときに、偶然出会ったAerというメーカー。
ミニマル、かつスタイリッシュなデザインは、ほかのどのようなバックパックも寄せ付けない力強さと魅力を放っているように思える。
実は、Slim Pack X-PACを購入するまで1年くらいさまざまなバックパックやトートバッグ等をみては、「何か違うな…」と思っていた。
とくに初めのうちは、「耐久性」「防水性」を重視してアウトドアブランドのものを見ていたのだが、どうにもデザイン・機能面で好きになれないものばかりであった。
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「ポケットの数が少なすぎる(たとえば、メイン気室とPCスリーブ、トップポケットのみなど)」「ロゴの主張が激しい」「収納部へのアクセスが良くない」など、私にとってはいまいちピンとこない商品が多く、なかなか購入に踏み切れなかったのだ。
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フロントポケットは、覆いの部分にジッパーを押し込むことで開く際に手間がかかるようになり、簡易的なロックとして活用可能だ。
もちろん、ジム通いのビジネスパーソンや容量を求めている方など、アウトドアブランドのバックパックが最適解となる場合もあろう。
しかし、私には「仕事も、体力づくり(クライミング)も」というコンセプトで作られたマムートのバックパックのようなものが、「どっちつかず」に思えてしまったのだ。
↑たとえば、上記のバックパックはメイン気室が大きすぎ、細々したモノを入れるにはポーチが必須となる印象を受ける。
アウトドアメーカーということもあり、ビジネスよりもクライミングギアの収納にフォーカスしている感じがして、私の生活スタイルとは微妙にマッチしない。
さまざまに考えを巡らせた結果、私が「理想のバックパック」とする機能を完璧な形で実装していたのが、Slim Pack X-PACという存在だったのだ。
推しポイント3:内部の視認性
いくら小分けのポートがいらないほど収納力が高くても、取り出す際に「どこにあるかな?」とムダに探す時間ができてしまっては本末転倒である。
Slim Pack X-PACには、収納したものを見つけやすいようオレンジ色の裏地が使われている。
ガジェット類は黒・シルバーなどモノトーンが多いため、こうしたちょっとした色使いの差が、視認性を大きく変えるだろう。
しかも、オレンジ色とはいえ主張が強すぎないので、中に入れたものが見やすいのに全体としてのスタイリッシュなイメージは損なわれていない。
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なお、X-PACの一つ前のモデルである「Slim Pack」は、裏地がグレーとなっている。
X-PACの方が、表面の防水性や耐久性にやや優れているが、それ以外の使い心地・設計は全く一緒だということなので、ここは完全に好みの問題になると思う。
Slim Packは19,800円、X-PACは24,200円であるから、裏地や表面の加工に4,400円分の価格差を見出せれば、X-PACを購入することをお勧めする。
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サイド部分にハンドルがついているので、このベルトに緩めたショルダーハーネスを通せば「ブリーフケース」的な使い方もできる。
番外編:Aerとはどんなブランドなのか?
Aerは、2014年にサンフランシスコで設立されたブランド。
日本ではまだまだ知名度が低いようで、なかなか人と被らない(笑笑)
使い勝手が良いので、他のAer製品も是非試してみたい。
AERはサンフランシスコベイエリアを拠点に2014年に都市におけるジムとオフィス向けバッグを一つの現代的なデザインにするクラウドファンディングプロジェクトから誕生しました。AERは現代におけるニーズを満たす新たな視点を提案し、都市生活をよりシンプルに豊かにすることを使命としています。日々変わりゆく都市を行き来するプロフェッショナル、アスリート、トラベラー向けに様々なシーンの移動や旅にふさわしいコレクションを創造していきます。
Our DNA
都市のニーズを満たす機能、洗練されたデザイン、建築的なスタイルの調和のとれたミニマリストバッグを創造することを目指しています。
Simplicity(シンプル)
物事をよりシンプルで洗練されたものにするミニマリスティックな思考
Utility(実用性)
高い機能性、ユーザーフレンドリー、スマートデザイン
Durability(耐久性)
耐久性の高い、上質な素材(生地・トリム)を使用
終わりに
私は大学院に進学予定のため、同い年の23卒組と比べ、就活は少し先になる。
しかし、これから待っている研究生活をはじめ、就活から入社後の通勤用バックパックとしてまで、末長く使っていけると確信している。
いい買い物ができて、本当によかった。
2023/06/12追記
1年間使用して、再度このバックパックの魅力に気づいたので、それをNoteにまとめました。よろしければこちらもぜひ。
参考までに
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