34歳 離脱〜自由を求めて大手ITベンチャー企業に就職2

残されていくメンバーのことを第一に考えて、社長と話し合って取締役退任後2ヶ月間無給料で環境を整えていきました。

社員は私が退任したとは知らず、今まで通り働いていると思っていました。

2ヶ月間たったとき、「もう全てを終えていい」と自分に許可し、出社することをやめました。

当時彼女であった妻は、私の状況を理解して、ただそっとしておいてくれました。

妻は「時が来れば必ず動き出す」と信じてくれていたそうです。

ただ最初はゆっくりとし、高尾山に登ったり、散歩したり気ままに過ごしていました。

そして2ヶ月たった頃、スイッチが入ったかのように次の仕事について具体的に考え始めました。

前職でゼロベースから小さな規模のスモールビジネスを実現する楽しさ、そこからの発展の苦しさを経験したので、

次は経営基盤のあるベンチャー企業で、新規事業の創出に積極的な企業に入りたい、そして「事業を成長させる」ことを実現したいとはっきり明確に意図しました。

そして老舗IT企業グループの新設会社でweb広告営業のマネージャーに応募し、ありがたく内定をいただきました。

取締役としての経験が立派なマネジメント経験として評価され、複数他社からの内定がありフィーの交渉ができたため、私は年収アップを実現しこれまでのキャリアで最高の年収になりました。

この転職後、34歳で結婚し一人目の子供が生まれました。

妻は相変わらず私に自由に仕事をしてほしいと言い、子供も生まれて大変だったと思いますが、家事育児は一手に引き受けてくれました。

妻は出産前まで私とは別のITベンチャー企業で営業職をしていたので、昼夜問わず働いていたこともあり、私が仕事で遅くても飲み会が続いても全く嫌な顔をせずに逆に行っておいでと快く家を空けさせてくれました。

そのおかげもあり、私はあらゆる案件や新規事業立ち上げについて積極的に従事して、キャリアやスキルの幅が広がり個人としても事業としても成長することができ、2年後には責任あるポジションに就任しました。

そしていよいよ年収が1000万円に到達、実現しました。

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