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山梨での贅沢な一日:御殿場アウトレットからるうふ織之家まで

今回は23年9月3日から1泊2日で山梨旅行にて体験したこと、見聞きしてきたことをシェアしたいと思います。


便利で驚いた「国道138バイパス~東富士五湖道路」

山梨への旅行というのは、私は20年ぶり位なんですけども。今回、一つ驚いたのは御殿場インターチェンジから山中湖ルートで、山梨県大月市に向かうのがとても楽になっていたことです。道路がですね状態かなり変わってました。国道138バイパスが延伸されて東富士五湖道路とつながり、御殿場ICから山中湖、忍野八海、富士吉田まで一直線です。かつて山中湖ルートと言うと、御殿場ICで降りて国道上がって山道をくねくねと渋滞にも合いながらええ抜けていったものですが一変しました。21年3月に開通したようです。富士吉田からその先の大月ICまで一気に抜けられます。これは結構驚きで、山中湖が相当近くなったし、河口湖、大月に出るのも大して苦じゃない。そうなってくると従来1泊旅行に行くのに箱根や熱海止まりから、河口湖や大月周辺も視野に入ってくるのかなという印象を受けました。

御殿場アウトレットでランチいろいろ

日曜のお昼ごろスタートしまして、まず平塚から御殿場ICで降りて、御殿場アウトレットに行きました。昼ご飯を食べて、ちょっとスポーツ用品など買い物してお散歩です。非常に天気も良く気分よく散歩を楽しめました。御殿場アウトレットは最近よく行きますが、ホテルクラッドがある丘の方にできたエリアで食事します。静岡の有名なハンバーグ屋さんの「さわやか」とか、豆腐かつ煮のお店「田むら銀かつ亭」とか、回転ずし「沼津魚がし鮨」など充実していて楽しめます。当日は海外団体旅行の復活によるものか海外からのお客さんが多くいらっしゃいまして賑わいを見せておりました。アウトレットから臨む富士山はまだ雪がなく、藍色のシルエットで爽やかな夏の山といった感じでした。


「志村葡萄研究所」でシャインマスカットのパフェ

御殿場アウトレットから車で1時間半で大月を抜けて葡萄の産地に行って参りました。妻のお知り合いがinstagramでアップしていたお店が良さそうということで「志村葡萄研究所」に行きました。

こちらはおしゃれなお店でして、葡萄の直売所なんですけれども。駐車場からしてウッドチップが撒いてあり、直売所も古いプレハブやテントではなく、木の温もりのあるええ円形のディスプレイです。そちらに複数種類のぶどうが並べられておりました。大きさによってお値段も幅があり、お土産用、贈答用、自宅用と様々な用途で買い求めできました。
そして我々目当てだったのがカフェでして、直売所に隣接されています。葡萄を中心とした パフェやケーキ等を出しています。私たちは葡萄三種パフェを注文しました(最大五種のパフェまであったと記憶してます)。お味は非常においしかったです。まず葡萄が甘くて、味も濃く美味しいです。量もふんだんで、昼ごはん食後だど、お腹いっぱいになりすぎちゃうボリューム感でした。自分の主観ですけど、葡萄狩りで食べ放題だと新鮮なのでいいんですが冷えた状態で食べられないのが心残り。冷えている方が美味しいですよね。今回、パフェで食べやすいですし。冷たい状態で食べれて嬉しかったです。パフェの生クリームや、フレーク、カスタードも美味しくて一気に食べちゃいました。ホットコーヒーも頼んだんですけども、自分としては正解でした。葡萄も甘いですし、生クリームカスタードも甘いので、お口休めというかコーヒーでフレッシュになりました。ちょっと長めのカフェを楽しみました。


桔梗屋工場見学、直売所でお土産購入


そこから、20分程度で、信玄餅の桔梗屋さんの工場直売所へお土産物を買いによりました。

こちらは日本人中心でしたね。まだ海外のお客様に知られていないのかな。お客様も多くて賑わっていました。信玄餅もよく見かける赤だとか青の巾着袋に入った定番のものから、ちょっとおしゃれな箱に入った5個入りのものだとか。バリエーション多いです。あとコラボ商品が多かったですね。クッキーだとかアイスだとか。本来は工場見学をしたあと、まあそのお土産物屋さんを回るような流れだったみたいなんですけども、今回はちょっと工場見学の方はしませんでした。工場の前を通ると、きなこのいい香りがしました。持ち帰って家で食べましたけど、きなこと黒蜜が信玄餅を特別にしていますね。出来立てがお薦めです。

山梨県大月市の貸切古民家宿「るうふ織之家」

宿場の古民家をフルリノベされた宿でして、1日1件貸切型です。旅館というより、貸別荘みたいな形ですね。

笛吹市から大月市に戻ってきまして、今回宿泊する「るうふ織之家(しきのいえ)」に到着しました。到着時間が当初予約より30分ぐらい遅れたんですが、あのお店のスタッフさんが快く迎えてくれました。

この大月市は昔から中山道の宿場町だそうで、宿場の古い建物を改装して1日1組、一棟貸の宿にしたそうです。全体的に黒のシックな色で、リノベーションされて非常に綺麗です。空調も充実していて快適ですし、調度品であるとか、近代的な設備例えばホームシアター等も揃ってまして素晴らしかったです。離れの建物にお風呂がありサウナもついてまして、外に涼むスペースも備わっていました。大きな民家ですが、生け垣なんか上手に作ってあって、外からあまり見えない工夫でプライベート感も確保されているという印象でした。布団も畳の上にですね、高さのあるベッドのような形で置いてあり、湿った感じもないですし快適でした。お部屋の構成ですが玄関入ってですね。あの土間に囲炉裏付きのダイニングテーブルがあります。奥にはキッチン、コーヒーメーカー、電気ポッド、 電子レンジ、IHヒーターなんかもそろっています。冷蔵庫も大きいものがあります。なんので持ち込んでもいろいろ使えそうでした。リビングにはソファーの置かれたホームシアターですね。リビングで家族団欒できそうです。お部屋は小さめの和室、寝室は二部屋。ベッドが二つ置かれた小さな寝室、四つ置かれた大きめの寝室があります。なので同時に六名泊まれます。あのスペース的には国内の旅館ではありえないほどゆったりとしています。あの値段としては、Webサイトによると一人1万1千円+サービス料(季節変動)。今回は四人で5万円程度だったかと。 夕ご飯と朝ごはんついてます。お風呂もすごく良かったです。露天風呂式のものがあって、サウナも綺麗。サウナキャップやシートなども充実でした。ロウリュ、サウナ設備の石にかける香りの付きのお水も準備してあって。非常にイマドキでした。



 夜ごはんは焼き物ですね、囲炉裏で焼き魚、鳥の串焼き、牛や豚、野菜焼き物。炭焼きで食べるととてもおいしい。準備もスタッフさんがやってくれますし、翌日の朝ごはんっていうのも準備してくれるので、非常に快適でました。宿の近くに「笹一酒造」があり、宿の中にですね、日本酒セラーがあって、スマホ決済で好きなボトルを購入できました。値段もリーズナブルでしたので1本頂きました。ワインのセラーもあります。手持ち花火も購入できてオシャレでした、屋外に焚き火を囲んでえ、おしゃべりするスペースもありました。自然に囲まれているところで非常に静かです。夜も星も綺麗ですし、目の前に走る中央本線にたまに走る電車の音、その光が流れていくのも非常にきれいです。そんな形で、自然の中で静かに過ごせるところで、まあコンセプトとしては、喧騒から離れて、家族でゆっくり語り合ってもらうような、まあそういった仕掛けがふんだんに取り込まれています。



 ちょっと注意点じゃないですけども、あのスマホ決済だったりとか、テレビがない、新聞もないので年配の方にとっては定番のサービスがないので面食らうかもしれないです。実際、 一緒に行った妻のお父様はテレビがなくて狼狽しました(笑)。ちょうど日曜日で大河ドラマみたかったのですが、どうしようってなりました。最終的には自分がパソコン持ってましてNHK+でホームシアターに投影できました。プロジェクターにはAmazon Fire stickで ユーネクストだとアマゾンプライムとか、動画配信サービスしっかり入ってますので、時間を過ごすのに問題ないですね。ちょっと映像機器とか決済の仕組みとかオシャレすぎて、面食らう方がいらっしゃるかもしれないです。そのほか、嬉しかったのはビールサーバーですね。クラフトビールのサーバーが備え付けでフリードリンクで飲めました。私たちは遅めの到着でしたので飲み切れなかった感ありますけれども、お酒の強い方であればクラフトビールもありますし。日本酒ワインええ多々ありますので、非常に楽しめそうです。日本酒用に4種類のお猪口も用意されていて、楽しんでいただける仕掛けになっておりました。

 チェックアウトの仕組みもユニークでした。スタッフさんは夕食のあと片付けしてくれて、翌朝のごはんを仕込んでお帰りになります。その後は「翌日チェックアウトしてくださいね。そのまま開けたままどうぞ」っていうような形で終わります。チェックアウト手続きはせずに手間かけないのは上手。朝ご飯の方は冷蔵庫にお弁当箱でご飯のお供が用意されていました。海苔やお漬物、卵に明太子なんかもあったりして、ご飯は炊飯器をセットしてくれます。そちら味噌玉を使ったお味噌汁、IHヒーターで鮭の切り身を焼いて食べてくださいという形で宿泊者だけで完結します。起き抜けのあの状態をあの人に見られることなく、我が家感覚でリラックスして朝を迎えられるのは気楽ですね。

 自然を感じながら語るとか、お酒を飲むだとか、大人の時間の過ごし方ができる宿としてよかったんじゃないかな。8月は結構混んでいたようです。あの私たちは9月3日ということで、夏休み終わった直後で値段もピークより落ち着いていました。ええ、次行くなら、もうちょっと早めに行ってサウナとかゆっくりしたいかな。あとコーヒーですね。豆が用意されていて、お酒を作る美味しいお水で作れるのですが、ミルクが備え付きでなかったですね。それがオシャレなのかもですが、これは持ち込みたいです。

はい、ということで、本日は山梨旅行についてお話ししてまいりました。興味のある方は、是非遊びに行ってみてください。

以上、お付き合い頂き、ありがとうございました。

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Taka@湘南
最後までお読みいただきありがとうございます!

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