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morikoharu
フィクショナルなものだからこそアイディアルに
小説などはフィクション(虚構)に基づき、人間や人生の真実を表現する。
人の生は現実的であると云われる。
だが、夢か現か幻か、という言述に示されるが如く、人生とは或る一種の各のフィクショナルなものである様に感じられてならない。
フィクショナルなものだから、虚しく、意味のないものなのではない。
フィクショナルなものだからこそ、アイディアル(理想的)で素晴らしいものにしよう。
其の様に決断し、他者と共に、夢の様な世界を生きたい。
ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルは
「理性的なものは現実的なものであり、現実的なものは理性的である」
と言っている。
此処で改めて言おう。
「理想的な現実を実現し、現実を理想的なものにしていこう」
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