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芯を食った共感の時代

モノ、コト、ヒト。

先日ご縁があり、SHOWROOM前田社長の講演を聞く機会があった。その講演で前田社長が時代のキーワードとして挙げていたのが上記の言葉だった。

「モノからコトへ」「コトからヒトへ」

とても腑に落ちた。

90年代まではモノの時代だった。正確にはバブル期が象徴するように、より豊かなモノを求めて誰もが物質的なモノに固執した。

2000年代に入り、次なる目的はコトへ移っていった。リアルな場を求めて、体験するコト消費へと時代は移る。"インスタ映え"がその象徴だろう。

そして、時代はいまヒトへとフォーカスしつつある。

「いいね!」から「この人が言うなら」

"SNS疲れ"という言葉もすっかり定着し、共感を求めるだけの「いいね!」を追い求めるのに疲れてしまったのだろう。確かに空気を読み過ぎていると、他人の目ばかりが気になる。

広く浅い関係の人間関係よりも、より狭く深いマンツーマンの関係性のほうが信頼できるし、心が動かされるのではないか。

「みんながいいって言うから」よりも「あの人が言うなら」のほうがよっぽど信頼できるし、何より周りに流されている感が薄れる。自分の意志でその人を信じ、自分の意志で決めている感が増すと感じるのは僕だけだろうか。

友達100人より1人の親友

僕自身も以前は「友達を一人でも多く増やすこと=正しい」と信じて疑わなかった。しかし、今は違う。時代は「狭く、より深く」なのだ。みんなに好かれようと思うより、自分が大切だと思う人をもっと大切にするほうが僕にとっては重要だ。

最後に余談を。

僕は根っからのカープファンである。時々、「僕も野球好きなんです!」と声掛けてくれる方がいる。しかし、僕は野球ファンではなく、カープファンなのだ。なので、広く全般に野球好きな人よりも、カープを愛している人とのほうが仲良くなれる。まあ、これに関しては一種の宗教みたいなものですけどね…笑

#人生 #生きる #日常 #コミュニケーション #共感 #時代 #モノコトヒト



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