タカ14番
僕は40代半ばのサラリーマンである。結婚15年以上、子どももいる。一般的には、「中年」ど真ん中世代であろう。そんな中年男でも信じていることがある。 コミュニケーションの理想は「太陽」である 何のことかと言うと、童話『北風と太陽』の話だ。誰でも一度は耳にしたことはあるであろうストーリーはここでは割愛する。旅人のコートをどちらが先に脱がせることができるか。言わずもがな、最後は太陽が勝つ。 この物語は、コミュニケーションの基本を教えてくれている。とは言え、短期的には「北風」も
モノ、コト、ヒト。 先日ご縁があり、SHOWROOM前田社長の講演を聞く機会があった。その講演で前田社長が時代のキーワードとして挙げていたのが上記の言葉だった。 「モノからコトへ」「コトからヒトへ」 とても腑に落ちた。 90年代まではモノの時代だった。正確にはバブル期が象徴するように、より豊かなモノを求めて誰もが物質的なモノに固執した。 2000年代に入り、次なる目的はコトへ移っていった。リアルな場を求めて、体験するコト消費へと時代は移る。"インスタ映え"がその象徴
僕にとって、パーソナルエリアは極めて重要だ。物理的にも心理的にも。 例えば、男子トイレ。 立ち小便トイレが5つ並んでいたとする。全て空いている時にどのポジションを選ぶか? 僕は迷わずど真ん中を選ぶ。 なぜなら次に来た人、更にその次に来た人と隣り合わせになる確率が減るから。 一番手前、一番奥でもいいのでは? いや、違う。 一番手前は障害者優先の手すりがある。そして一番奥は無駄なタイムロスだと考える。 やはりパーソナルエリアを守るためにも、効率面で言っても最適解はど真ん中
「お幸せに!」「幸せになります!」 結婚式で飛び交う何気ない言葉。 以前は僕も友人の結婚式の度に言っていた。 でも。 ふと40歳を過ぎたあたりから、何か引っかかるものを感じ始めた。そもそも「幸せ」って何だろう。 相手から言われて幸せになれるものなのだろうか。いや、違う。幸せは自分が決めるものであるはずだ。自分の心が満たされたとき、初めて幸福感を感じるのでないか。 では、その幸福感っていつのことを指すのだろうか。未来のその先?それとも過去を振り返ったとき?いや、どちらも