「RESPECT 男の子が知っておきたいセックスのすべて」を読んで。

セックスについて。
性について。
身体について。
人間関係について。

性についての話題を出すことはなかなか抵抗がある。そして、皆が関心があるテーマだと思う。

なぜか性やセックスのことを人と話すことはタブー視されたり、恥ずかしいことだったり、いやらしいことだったり、人前で話してはいけないという風潮がある。

学校教育や家庭内の教育、性に関する正しい知識を知る場は、自ら情報をとりにいかないとなかなか得られない。

ただ、現在は徐々にそのような場が広まっていて、YouTubeやコミュニティで情報発信している場も増えてきていると感じる。

AVやエロ本、友人との会話などから、間違った知識や思い込みを身につけている人も多いのではないかな。実際、僕もそうだった。

一言に性といっても様々な性がある。ジェンダー、セックス、LGBTQ+、ノンバイナリー、などなど。身体上は男と女と別れているが、実際は一人一人違った性や嗜好をもっている。なにが正しくて、なにが間違っていることはない。

ただ、この本のタイトルにもなっているように最も大切なことは「Respect」すること。尊敬すること。

相手に対してもだし、自分自身に対しても。

これはセックスに限らず、すべての人間関係において言えることだが。そして、デリケートなことだからこそ、正しい知識を知ること、きちんと自分自身と向き合うこと、相手と話し合うことが大切だと感じる。

まずは、知ること。
自分のことを知ること。
互いのことを話し合うこと。
性の知識、身体について知ること。
嫌なこと、してほしいことを伝えること。

セックスは人と人とが愛し合う行為の１つだし、なにより、子供を授かるためのとてと大切な行為である。この世に生きている人はもれなく全員、両親がセックスしたから産まれてきている。

良かれと思ってしていることが、本当は嫌って思われていたり。無理強いしてしまっていたり。相手が嫌がっているのにするのはレイプと変わらない。男性から女性に対しても、女性から男性に対しても、同性同士でも。したいときもあれば、氣分ではないときもある。

僕自身、相手を傷つけてしまったこともたくさんある。僕が氣づいていなくても、相手が悲しんでいたこともあっただろう。

人と人との大切な愛の時間、関係。

リスペクト、尊敬、想いやりをもって、愛し合っていこう。